ドゥダメルのベルリン・フィル・デビューCD盤はなんと「ツァラトゥストラはかく語りき」(YouTubeつき)

2013年は世界最高オーケストラのひとつ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、ドイツ・グラモフォンと録音を始めて100周年という大きな記念の年ですが、この切りの良い年に、若手指揮者ナンバーワンとも称されるグスターボ・ドゥダメルがドイツ・グラモフォンでベルリン・フィルに録音デビューしました。
今年32歳の彼がこの若さでベルリン・フィルに録音デビューというのもすごいですが、その曲目も挑戦的。

なにしろ過去のベルリン・フィルの指揮者で最も有名だったと思われる指揮者の最も得意とした曲目といっていい組み合わせをあえて選んだのですから。

曲目は、
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30、交響詩「ドン・ファン」作品28、交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品20

の3曲。

メインの「ツァラトゥストラはかく語りき」は一般にはR.シュトラウスが哲学者ニーチェの同名著書にインスパイアされて作られた傑作で、スタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』で一躍有名になった曲、と説明されますが、この曲はベルリン・フィルにとっては特別と言っていいでしょう。

それは、この曲を含む上記3曲は、ベルリン・フィルの歴代指揮者のなかでも最も有名だったと言っていい、かのヘルベルト・フォン・カラヤンが最も得意にしていた曲目であるのです。

『2001年宇宙の旅』で使われたのもそもそもカラヤン指揮のもの(ただし当時まだベルリン・フィル盤はなく、ウィーン・フィル盤)。カラヤンの演奏によってこの曲は有名になり、そしてまた、カラヤンもこの曲をひとつの代名詞にしていたのは間違いないところです。

それだけに、若手指揮者がベルリン・フィルとの初録音にこれら3曲を選ぶというのは、いかに挑戦的なものか、驚きます。

ベルリン・フィルもDGレコーディング100周年記念としてこれを選んだ、ということで、
いずれにしても業界的には話題になるとは思うし、新しい音楽界を背負っていくべき彼だとも思うので、どんな意図があるにせよ、どんな結果になるにせよ、この挑戦を称えたいと思います。

演奏の一部がYouTubeに公式にあるので紹介します。このようにCDだけでなく、HDによる映像素材も配信されているのがかつてとは違う現実です。

2014年はR.シュトラウス生誕150年。その年にも彼はR.シュトラウスを録音し続けるのか、それとも。






【収録情報】
R.シュトラウス:
・交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30
・交響詩『ドン・ファン』 op.20
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 op.28

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 グスターボ・ドゥダメル(指揮)

 録音時期:2013年2月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
:Dudamel

スポンサードリンク


関連記事リスト
ウェストブロークの歌うプッチーニ『西部の娘』
ドゥダメルのベルリン・フィル・デビューCD盤はなんと「ツァラトゥストラはかく語りき」(YouTubeつき)
ワーナークラシック NEXT BEST 100
ドイツ・グラモフォン・ベスト100がリニューアル
ヴァント&ミュンヘン・フィル/ブルックナーLPボックス

メーカー別オーディオ機器一覧へ
国内メーカー
Accuphase DENON DIATONE LUXMAN Marantz ONKYO Pioneer SONY TEAC

海外メーカー
B&W CHORD JBL KEF LINN McIntosh TANNOY

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

<%plugin_third_title>

<%plugin_third_description>
<%plugin_third_content>

がふ☆がふ

Author:がふ☆がふ
FC2ブログへようこそ!

人気ブログランキング
人気ブログランキングへ
最新記事
スポンサードリンク
楽天
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
Ferret

リンク
・カテゴリ

過去の名機をヤフオク!で
検索フォーム
プライバシーポリシー
◆プライバシーポリシー 本サイトでは、Google Adsense社の広告を配信しています。 このため、広告配信プロセスの中でデータを収集するために、 Cookieやウェブビーコンを使用しています。 もし、第三者にデータ送信を行いたくない場合は、ブラウザのCookie機能をオフにしてアクセスしてください。 詳しくは、Adsense広告の、公式プライバシーポリシーをご覧ください。 http://www.google.com/intl/ja/privacy.html
月別記事ランキング
ブログパーツ 楽天ウェブサービスセンター