ベルリン・フィルが高画質・高音質記録・配信の先頭に

ソニーとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、先般、オーディオビジュアル領域の技術的協業を行うと発表していました。

その具体的な形として、4K/DSD活用の実験的取り組みと、「デジタル・コンサートホール」配信は1080i映像に向上させることなどが発表されました。
まずはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を4K映像とDSD音声で視聴できる「ベルリン・フィル in 銀座」(入場無料)を11月26日~12月22日に東京・銀座のソニービルにおいて開催。

4K/60pの200型映像と、DSDマルチチャンネル音声を上映するという内容。

これは現在のコンシューマーレベルではまだ存在しない高品位映像・音声の組み合わせ。そのため、このイベントは単にクラシック音楽愛好家向けというより、ホームシアター愛好家にも広くアピールするものです。

いわばこれからの高品位オーディオ・ビジュアル世界のテスト素材にベルリン・フィルが選ばれた、ということになるでしょう。

これまでも、高品位新フォーマットの登場にもベルリン・フィルの関わりと言えるものがありました。

それはCD登場時。あのときは、 CD開発のアドバイザーに当時のベルリン・フィル音楽監督・ヘルベルト・フォン・カラヤンが就き、発表記者会見にも登場していました。メーカーはそのときもソニー(とフィリップス)。

あれから30年以上、今度はベルリン・フィルの楽団組織自体がソニーと組んで、新フォーマットの開発に関与します。

CDは爆発的に普及し、いまだにメディアの王座(黄昏に入っているとは言え)。今度の新フォーマット提案はどうでしょうか?

もちろん、高規格は望ましいのですが、世の中の変化がそれを広くは求めていないかのような風潮を残念ながら感じています。

4K/60pの映像は、やっとブルーレイレベルの映像が普及したところではまだ将来の展望は見えません。

一方、DSDマルチチャンネルはSACDでの実績、ネットワーク配信も可能であり、機器側の対応も揃いつつあり、可能性を感じます。

ただ、普及しているブルーレイへの組み込みは困難となれば、ネット配信での生き残りをかけることになるのでしょうか?

とはいえ、「デジタル・コンサートホール」配信1080i映像に向上すら高速インターネットの普及度を考えれば一般的にはオーバークオリティと思われそうなほど。

現状でもブルーレイのパッケージレベルで十分に高品位なレベルの音・映像を入れ込めるので、その活用もできればいいのですが…。なぜかその動きは鈍く…。

やはり、これからの高品位フォーマット、CDのときのような明るい未来図はまだ描けそうにありません。

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No title

ソニーには、本物の高音質を追求してほしいです、スペックからくる思い込みでなく。
ラトルとベルリンフィルも最近は絶好調という話なので、よい企画ですね。

No title

もうソニーが本物の高音質を追求してみせる、という日本人共通の世界観?自体崩壊しているのかも。

ラトルとベルリンフィルにはカラヤンとは違う、という路線を頑張ってほしいですね。

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