『春の祭典』初演100周年記念ボックス

クラシックの輸入廉価盤ボックスも、ネタ切れというか、面白い企画はなかなか難しいと思っていたら、面白いボックスが登場。
それは『春の祭典』初演100周年記念ボックス(20CD)。

なんとなく予想はつくかもしれません。そう、このボックスは春の祭典の録音ばかり30種も入った、そしてそれ以外の曲は一切入っていないという大変偏った内容のボックス。

ユニバーサルグループ傘下でモノラル期から現在まで録音された春の祭典すべてを、ピアノ盤も含めて収録したという異色のボックス。

ストラヴィンスキーの春の祭典はオーケストラの強烈な音響を楽しめるからなのか、いつしかオーディオ的にも注目・期待される録音が多くなり、デジタル録音前後からは常に録音の優秀性とセットで語られる録音ばかりになった感もありました。

そんなわけで、ラインナップを見てみるとたしかに初出時に録音が優秀だったと言われていたものがズラリと並び、その時期ごとのオーケストラの優秀録音の見本市のような印象で壮観。

古くはアンセルメ、ステレオ期はディヴィス、デジタル初期はドラティ、デュトワ、シャイー、そして90年以降のブレーズ、ハイティンク、ゲルギエフなどなど。

録音はともかく大指揮者によるものもズラリ。カラヤン、バーンスタイン、アバド、マゼール、そしてなぜかラトルの若い時のものまで(ASV録音がユニバーサル傘下に)。

そして、最新ではドゥダメル。

と、まさに20世紀後半から現在の指揮者界をこれ一曲で俯瞰できるようなものでもあり、そう考えるとなんだかとても意義深い企画にも思えてきます。

さすがにユニバーサルだけなので(といっても有名録音は大体あるような…)、演奏史的に最も重要とされるブレーズの旧盤はありません。

また、音の優秀性を前面に押し出すならば思い切ってSACDで出せばオーディオ愛好家にもっと訴えることができたかもしれませんね。

これがうまくいけば同曲聴き比べボックスが他にも出るでしょうか?

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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No title

巨大レーベルの力技ですね。ひきつづき、さまざまなアイデア企画を展開してほしいです。

No title

ユニバーサルは次々大型廉価ボックスを出し続けていますから、もっと面白い珍企画も期待できそうですよね。

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がふ☆がふ

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