斎藤宏嗣さんが亡くなられました

毎月21日、本屋でいつものように月刊オーディオ誌、クラシック音楽誌のチェック。

ステレオ誌今月号を読む。いつものように新発売の機種の評論。いつものように評論がなにごともないように並んでいます。もちろん斎藤宏嗣(さいとう ひろつぐ)さんの評論も。

そしてAVレビューへ。するとなかほどになにやら追悼記事が?

斎藤宏嗣さんが亡くなったとあるではありませんか!

急いでステレオ誌をもっと詳しく読み返す。するとこちらも後ろのほうのわかりにくいところに同様の記事が。

ステレオ誌があまりにもいつものように評論を載せるものだから初めは気づきませんでした。

オーディオマニアにはおなじみの斎藤宏嗣さんが2010年12月31日に急逝されたのです。73歳でした。

斎藤さんはなんといっても、CDの優秀録音の評論で業界では有名でした。

毎月発売される膨大な量の新譜CDの全てに点数と評論をつけた連載がながらくステレオ誌に掲載。その後ファイル・ウェブに移籍しながらも続けられた、オーディオ界の名物のひとつです。

氏ひとりの独断と偏見による優秀録音評であるから、ある意味こればかりを信じるのも危険なのですが、その影響は長岡鉄男のソフト評と並んで大きな影響を持っていたと思います。

私も長らく、氏が10点満点をつけるソフト(月に一枚出るか出ないか)が気になって追いかけていました。友人も「ステレオで10.0だったから」という理由だけでCDを買っている人もいました。

フィリップスなどはカタログにご丁寧にこの録音評の点数をレコ芸推薦表記と並べて書いてありました。

膨大な録音を本当に毎月聴けているのか?評論が大量をこなすためかシステマチィックなルーティンワークと化しているのではないか?などといった邪推も起きるのですが、なぜか気になってしまうのが氏の力なのでしょう。

彼が10.0をつけたソフトが姉妹紙のレコ芸では標準以下(87点)、逆にレコ芸レコードアカデミー録音賞盤が彼には8.0(並以下)という齟齬があるのも名物?でした。エクストンの録音を彼は高評価、レコ芸はいつも標準どまり(90)というのが典型でしょう。

付録CD目当てで彼の録音評が1000枚以上載っている本も買ったことがあります。彼にはそうした著書が何冊もありますが、どうも絶版のようです。

例によってツッコミどころ満載の本で、マニア以外から(マニアからも)は変な本と思われること請け合いですが、その心地よい日常がオーディオ界から失われてしまいまいした。

もっともっと続けて欲しかったです。

ご冥福をお祈りします。

(アマゾンに写真データのある著書がなく掲載できません。残念です)

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