PCオーディオfan3(共同通信社)を買いました

PCオーディオfan3 (MOOK21)

共同通信社 (2010-10-30)
売り上げランキング: 557
おすすめ度の平均: 2.0
3 期待が大きかったぶんだけ。。。
1 月並みなオーディオ雑誌になってしまったのか?
2 中途半端・・・
2 高い物ばかり…カタログですかこれは?

PCオーディオfan3(共同通信社)を買いました。
この業界誌のさきがけもついに3号目。いまや競合他社からも同様の本が出ており、独占状況は終わりました。

さて、今号はどうかといえば、まず、大きさが変わりました。大きくなりました。また、綴じる方向も逆に。どういう意図かはわかりませんが、前の方が良かったような…。

内容は、3号目ともなるとややマンネリというか、最初の頃の新鮮さは後退したかなあ、という雰囲気です。

また、紹介される機種に従来のハイエンド機器的なものが増え、リーズナブルにオーディオが構築できるという面が薄れています。

まあ、それだけ、ハイエンドメーカーがPCオーディオ機器市場に参入してきた証であって、PCオーディオfanが悪いわけではないでしょう。

そもそもなぜ、PCオーディオを構築するのか、という意味についても本誌では述べていますが、結構頑張ったと思える点と、そこはもう少し掘って欲しかった点があります。

意味については、従来のパッケージメディアでは難しかったハイビット・ハイサンプリング音源配信のダイレクト再生のためだとか、CDかけかえの手間を省くなどの便利さ、といった面をまず強調しています。

次に、PCオーディオ問題の本丸ともいうべき、CDの読み取り問題にも触れています。

つまり、従来のCDプレーヤーはリアルタイム読み取り時に再読み込みできないから読みこぼした分は補間され、元データと異なるから音が悪くなりうる。一方、PCは読めるまでリトライできるから完全な元データを読むから音がいいなどという話。

これについては、誤解が多いようで、ネットの世界やこれまでの情報を総合すると実はCDプレーヤーもPCもどちらもデータそのものは正しく読んでいるようです。

これはCDのエラー訂正機構が補間に至ることが実際にはまずないからのようです(クロス・インターリーブ・リード・ソロモンコードと呼ばれる機構)。

本誌では、全てPCを使った上で、通常のCDリアルタイム読み取り、リトライのあるリッピングなどで読み出しデータを比較する実験を行い、データが一致することを示しました。また、補間も見られませんでした。

だから、リアルタイム読み取りとリッピングで音が違うのは、補間によるデータの違いでないことは示されました。

ネット上では切り込まれているこの重要な部分をオーディオ誌ではなぜかあいまいにしていただけに今回の実証は大きな意義があるでしょう。

ただ、ほんとうのいわゆるCDプレーヤーを使っての実験ではなかったので、まだ疑う人がいるかもしれません。ここも押さえれば画期的だったかも。

8年ほど前のオーディオベーシックを見ると、エソテリックの技術者の方が、CDトランスポートの高額機と普及機で実は読み取りデータは全く同じである、ということを既に述べておられました。

CDの音が変わるのはデータそのもののせいではなく、ジッターのせいなのか、はたまた別の要因なのか、まだ解決されていないのかもしれません。

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国内メーカー
Accuphase DENON DIATONE LUXMAN Marantz ONKYO Pioneer SONY TEAC

海外メーカー
B&W CHORD JBL KEF LINN McIntosh TANNOY

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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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PCオーディオfan3、私も買いました

今日本屋に行ってきました。「のだめ」の6、7巻もいっしょにw
がふ☆がふさんのブログ読まなければ忘れていたところです。

Amazonさんのカスタマーレビューもむべなるかな、といったところでしょうか。掲載機種全部買うとおウチが建っちゃいますもんね。
しかし、住宅展示場には庶民向けの建物がないのと同様、わたしが机の上でチマチマ楽しんでいる機材を掲載したところで誰も興味を示すはずがありません。
お大尽の趣味本か!と腹を立てずに参考にすべきはする、憧れる気持ちも大切にする、というスタンスで楽しめばイイかと。

豪華絢爛なオーディオ群に目を奪われて、まだ熟読していませんが、前号を読んで楽しみにしていたのが付録のミュージックプレーヤー「Wave File Player」。わたしはアップルロスレスで取り込んでいるので即使用はできませんが、おいおい試していこうかと思っています。外付けHDDも安くなっていますし。

No title

こんばんは、ecogyloさん!

そうですね、アマゾンのレビューはみんな厳しかったですねえ。ああいった高額機器でPCオーディオを構築しているハイエンドユーザーはそれはそれでいるみたいですね、私にはちょっと真似できませんが。とはいえ、技術限界の追求という意味でのハイエンド機は音楽製作サイド的にも存在意義はあるのでしょうね。

「Wave File Player」はWAV専用ソフトという驚きの仕様!さすがにFLACは再生できるソフトが実際にはいいと思います。

PCオーディオファン以外のPCオーディオ誌についても今度リポートしてみたいと思います。

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がふ☆がふ

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