ビゼー 「カルメン」「アルルの女」組曲 シャルル・デュトワ指揮

ビゼー:<アルルの女><カルメン>組曲
モントリオール交響楽団 デュトワ(シャルル)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2009-05-20)
売り上げランキング: 2321

クラシック音楽名盤紹介/レビュー。ビゼーは、夭折したフランスの天才作曲家。なんといっても、オペラ「カルメン」でその名を音楽史上不動のものにしています。また、「アルルの女」の劇付随用音楽も「メヌエット」が大変よく知られています。これら二曲を抜粋で楽しめる「組曲」版CDも人気があります。この組曲版から、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団盤。
「カルメン」は本来オペラで、全曲はCD二枚組みにはなります。全編名旋律だらけで、オペラのなかでは飽きずに聴ける稀有なものとも思えますが、それでも長いとか、オペラはどうもなじまないという人には、聴き所をまとめ、声楽を抜いて編曲した、「組曲版」があります。

これに、「アルルの女」からまた聴き所を抜粋した組曲版を加えて一枚にしたCDがよくあります。

カラヤン盤、クリュイタンス盤、オーマンディ盤などありますが、ここでは、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団盤を。1986年カナダでのデジタル録音。デッカ原盤。

この盤は演奏もさることながら、カルメンの組曲の編成が、一般的なものより曲数が多く、長いので、まず、そこがお得ということがあります。

カルメン組曲といっても普通は4曲で、たった10分くらいしかないのです。デュトワ盤はそれが11曲35分にもなります。

もちろんそこがお得なだけでなく、演奏もいいと思います。

デュトワ指揮モントリオール交響楽団は、管弦楽曲の演奏にかけては一時代を画したコンビだけに、ここでも素晴らしい演奏を繰り広げています。

例によって、あくまでクールで、しかし華麗な演奏です。その爽やかさはアルルの女で遺憾なく発揮されていますが、カルメンにおいても従来のカルメンへの固定観念を打ち破るような爽快な演奏ぶり。

近年のデュトワを見てもそうですが、本当にこの人はいつも自分のスタイルをつらぬいていて、ぶれないと思います。

そのぶれのなさが、一見違和感のありそうな曲でさえ、強い説得力を持った演奏を生み出しているのでしょう。

デュトワ指揮モントリオール交響楽団というと、その録音のよさもつねに取りざたされてきました。

ただ、ここではいつもの優秀録音的凄みを感じさせるほどではありません。それでもまだ、現代最新録音の平均よりは上回っていると思います。レコード芸術でいうと「93点」のレベル。

これで興味を持ったら全曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

【収録情報】
ビゼー:
『アルルの女』第1組曲
『アルルの女』第2組曲(ギロー編)
『カルメン』第1組曲(ホフマン編)
『カルメン』第2組曲(ホフマン編)
 
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ

録音:1986年10月、モントリオール、聖ユスターシュ教会(デジタル)

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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