ベルリオーズ 幻想交響曲 ヴァレリー・ゲルギエフ&ウィーン・フィル盤

ベルリオーズ:幻想交響曲、他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ゲルギエフ(ワレリー) ボロディナ(オリガ)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2009-05-20)
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クラシック音楽名盤紹介/レビュー。ゲルギエフ指揮による幻想交響曲。
幻想交響曲というと、シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団のものが長らく名盤として君臨しています。さらに、最近、そのスタジオ録音盤とは違うライブ録音による、同コンビの録音が発売され、愛好家の間では話題になっているようです。

ミュンシュの幻想は非常に劇的というか、凄みのある演奏です。語り尽くされた演奏でもあるので、ここでは近年の録音から、ゲルギエフ盤を見てみたいと思います。

これはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会のライブ録音。ゲルギエフというと、どうしてもその風貌から、野性的でダイナミックな演奏を想像され、期待もされると思いますが、意外にもナイーブで端整な演奏ぶりをみせる指揮者だと思います。

この幻想交響曲も、ミュンシュのような豪快さや恐ろしさの方向ではありません。むしろ、おとなしいくらいの演奏です。

この曲にミュンシュ的なものを求めるならば、ゲルギエフのは明らかに違うでしょう。

しかし、ウィーン・フィルの美感を生かしたこのような端整な幻想もまたあっていいと思います。

もちろん「端整」と言っても、ゲルギエフなりの端整であって、彼らしいテンポの動きや雰囲気の濃さは感じられます。それにウィーン・フィルがきちんとついていっているので、また「端整」に聴こえる、という面もありそうです。

この録音は初出時にレコード・アカデミー賞録音賞を受賞しています。つまり優秀録音と評価されているわけです。

私はそこまでの優秀録音には聴こえませんでしたが、ライブでありながらということなのでしょうか。

カップリング曲が珍しく、叙情的情景《クレオパトラの死》。作詞家ヴィエイヤールの詩に作曲されたローマ賞のカンタータで、出版されたのは1903年の珍作。この作品を聴けるだけでもこの盤は価値があるかもしれません。歌っているのも、オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)という豪華さ。

ベルリオーズ:
幻想交響曲 op.14a
カンタータ《クレオパトラの死》

ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
オリガ・ボロディナ(Ms)

2003 年 5 月 12-20 日、ウィーン、ムジークフェラインザールにてライヴ収録。原盤:フィリップス(現デッカ)

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こっちがミュンシュの有名なスタジオ録音盤。






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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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