アンタル・ドラティの芸術(75CD)

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クラシック輸入廉価ボックス情報。アンタル・ドラティの芸術(75CD)

稀代のオーケストラビルダーとして鳴らしたアンタル・ドラティ(1906-1988)の1937年から1967年にかけての録音の集成。没後30周年記念リリースだとか。ステレオ録音期に関してはおもにマーキュリーとデッカ録音なので、録音のよさも大いに期待できます。

どうやら著作隣接権が切れたパブリックドメイン音源をヒストリカルレーベルが発売するもののようです。

アンタル・ドラティを中心にしたマーキュリー録音はこの時代の録音にしてSACD化されるものもあるほどで、ステレオ初期の優秀録音の代表格のひとつです。それはドラティ自身が育てたと言える女性録音プロデューサー・ウィルマ・コザートの卓越した録音によって成し遂げられています。

マーキュリー録音自体はすでに廉価ボックスで出ていますが、それを持っていない人には今回のボックスはデッカ録音も含まれる点でも価値はありましょう。

ドラティはデジタル録音初期にもデッカで優秀録音を連発していて、本当に優秀録音に縁のある人です。しかし、それは偶然ではなく、ウィルマ・コザートを育てたように、彼自身が録音の重要性を認識していたからです。

このボックスにその刻印が刻まれていることでしょう。ただ、マーキュリーのアナログ録音はCDの器には入りきらないとも言われていて、最初のCD化にウィルマ・コザート自身がマスタリングした際にも大変苦労したという逸話が残っているほどです。

そう考えると、マーキュリー録音はもっとSACD化は無理でもハイレゾ配信化も期待したいところです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)



クラシック輸入廉価ボックス情報。クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)
Complete Philips Recordings Box set, Import
Claudio Arrau

クラウディオ・アラウ(Claudio Arrau)がフィリップスとアメリカ・デッカに行った全録音に、ドイツ・グラモフォンにレナード・バーンスタインと行ったベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のライヴ録音を加えたという80枚組。

ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、シューマン、リスト、ショパンといったピアノ演奏の中心的レパートリーが豊富に収録されています。特にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は2度録音され、定番の座も確立していました。

かつてはドイツ系ピアニストの正統派としてかなり高いポジションにあったと思いますが、時代が進むにつれて、近い時代のバックハウスなどとともに、往年よりは存在感が薄れていたように思います。

2010年代ごろからは激安輸入廉価ボックスが増え、ステレオ期に活躍した往年のピアニストの録音にも再び脚光が当たるようになりました。ケンプなどがその代表でしょう。

ところが、デジタル録音も少なくないアラウに関しては、こうした輸入廉価ボックスの流れに取り残されていたようだったのです。私もてっきり彼の主要な録音を行ったフィリップス録音の集成ボックスが廉価で出ていたと思っていましたが、なんと、まだでした(通常価格の集成や作曲家別のボックスは出ていたようですが)。

たしかに、アラウの録音に触れる機会はあまりなかったのが個人的なところです。手元にはベートーヴェンのソナタ全集の旧盤、ショパン、リスト、モーツァルトのソナタ全集などがあり、今回のボックスをあえて買うというのは難しい感じです。

個人的な収集事情は置いておいて、彼のベートーヴェンのソナタ全集は、バックハウスやケンプに比べて、楽譜に忠実という基本的な部分では優れていて、ベートーヴェンの意図を音から聞き取ろうという意味では大変意義のある演奏だと思います。やはり、20世紀のピアノ演奏を語る上で外せない録音群であることは間違いないでしょう。

発売日・価格情報
HMVまとめ買い価格(税込) :¥25,613   発売日:2018年03月13日



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番、第3番ほかアルゲリッチ SACD




SACD情報。エソテリックは、お馴染みの「名盤復刻シリーズ」としてSACDハイブリッド盤2タイトルを12月8日より発売します。

『ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番≪葬送行進曲付き≫/第3番/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/スケルツォ第2番』
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
1967年/74年録音
と、





『チャイコフスキー:3大バレエ〜≪白鳥の湖≫≪くるみ割り人形≫≪眠れる森の美女≫組曲』
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1961年/65年の録音

の2枚。

「名盤復刻シリーズ」は本当に「レコード芸術名曲名盤選第1位」のような名盤ばかりSACD化してきただけに、アルゲリッチのショパンのソナタ(もちろん名曲名盤選1位・第2番)がまだだったのは意外。というのも、どうもこのシリーズにしろハイレゾ音源化にしろ、DGのアナログ時代の録音のハイレゾ化は、なんだかデッカ、RCA、ソニーあたりと比べて効果が薄いような気がするのですが、そのあたりも関係あるのでしょうか。

もちろんCD盤は持っていて(1995年発売の1000円盤!)、リマスタリングの向上のためだけに入手するのはどうかなと言う感じです。

演奏もそれほど好きなものではなく、ショパンのソナタを聴くなら違う演奏、というのもあります。

一方のカラヤンの方も1996年製のCDを持っています。当時のデッカらしい優秀録音ですし、このころのデッカとカラヤンの録音のSACD化はかなり音質向上は大きかったので、音質面では期待できると思います。ただ、3大バレエの演奏としてスタンダードかと言えば、何だか違う気がしてあまり聴かなくなった演奏でもあります…。

出れば何でも買う、というだけの資金があれば別ですが、一枚(ボックス毎も!?)、ずつ検討せざるを得ないのが現実です。しかも15枚で3000円のCDならともかく、このSACDは1枚で3,611円+税ですので。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

カラヤン DG、DECCA録音全集(330CD+24DVD+2BD-Audio)

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ヘルベルト・フォン・カラヤン DG、DECCA録音全集(330CD+24DVD+2BD-Audio)
カラヤン生誕110年記念リリース『カラヤンDG&DECCA録音全集』356枚組
The Complete Recordings on DG & DECCA [330CD+24DVD+2Blu-ray Audio ]

クラシック輸入廉価ボックス情報。

ついに出ました。究極のクラシックボックスセットCDが。そこそこのクラシック愛好家ならとっくに出ていると思っていそうな、カラヤンがDG・ドイツ・グラモフォンとデッカに録音した録音の全集が。

廉価ボックスの愛好家なら知っての通り、これらの多くはレーベル別、時代別、オペラ別で売られていたものです。それぞれも80枚組などで大型ボックスばかりでした。

それらを330CDにひとまとめにし、さらに、DG系の映像作品24DVD、1960年代のベートーヴェン交響曲全集とワーグナーのリングのブルーレイ・オーディオ2枚のセットにしたなんと356枚組。

…クラシック輸入ボックス愛好家ならダブりがないのはあり得ないでしょう(強烈なアンチカラヤン派ならありそうですが)。個人的にはDVDがないくらいで、本セットを買う余地はありません…。まさかDVDのためには買いませんし…。

だからといってクラシック音楽初心者におすすめできる分量、価格ではありません…。

それでもこのボックスはかなり注目されておいるようで、HMVではかなり予約が入りそうな感じです。しかし、予約するような人の平均ダブり率はどれくらいなのでしょう。それも気になります。

ただ、単にダブり率で見てもダメかもしれません。というのも、年季の入った?熱心なクラシック愛好家なら、カラヤンのCDはCD初期の1980年代もの?を結構持っているはずです!

そして、ご存じのとおり、カラヤンの録音は1992年以降、「オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシング」(略称OIBP)というリマスタリングが順次施されていきます。このOIBP化の恩恵は大きく、リマスタリング違いで買い直すという、今日では当たり前になった現象の流れを作ったリマスタリングと言えます。

個人的にもOIBP化以前のカラヤンのデジタル録音、アナログ録音の1980年代盤を当時買っていて、OIBP盤に買い直したら、音質が良くなったと実感しています。もしかしたら、1980年代のCDの製盤技術が劣っていることによるピット・ジッターの影響もあるのかもしれません。

あと、初発売時には2枚組だったブルックナーの交響曲第8番の1988年盤。これが今や1枚組!82分くらいですが、これが今は1枚に収まるのも驚き。2枚で4000円以上もして、とても買えないと思っていたころが懐かしいです。

そんなわけで、この全集は、これまでのカラヤンのDG、デッカ関連のボックスを1つや2つ持っている程度なら、思い切って買ってもいいのかもしれません。そこまでするならEMI録音全集も買いましょう!

個人的にはCD音源のほうはあるので、じょじょに進んでいる、カラヤンのアナログ音源のハイレゾ音源の収集に入っています。これまたCDより音が良いと感じるので、やめられません。もうきりがないですね…。

HMV発売日:2017年11月10日 まとめ買い価格:99,900円
アマゾン発売日:2017年11月3日 記事執筆時価格:約87,000円

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 クーベリック&BRSO



SACDソフト情報。

エソテリックは、SACDハイブリッド盤「名盤復刻シリーズ」より、『ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全曲)』『シューベルト:弦楽四重奏第14番≪死と乙女≫、第13番≪ロザムンデ≫』の2タイトルを9月15日から発売すると発表しました。価格はいずれも3,143円(税抜)。

■ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全曲)
・ラファエル・クーベリック(指揮)
・バイエルン放送交響楽団
・品番:ESSG-90169

■シューベルト:弦楽四重奏第14番≪死と乙女≫、第13番≪ロザムンデ≫
・イタリア弦楽四重奏団
・品番:ESSD-90170

クーベリックのほうはドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の名盤として名高いものです。それだけの名盤ですからもしかしてSACD化されていたのではないかと思って調べてみると案の定、ユニバーサルによってすでにSACD化済み。2016年にシングルレイヤーで税込み4,629円という価格で出ていました。

今回はハイブリッドですしもっと安いので、ユニバーサル盤を買わなかった人にはおすすめできると思います。っユニバーサルは独Emil Berliner Studios 制作2011年最新DSDマスターによるSACD~SHM仕様ではあります。エソテリックもユニバーサルのマスターから入念なDSD化が毎度の売りで、しかも確実な高音質なので決して悪くはないと思います。

シューベルトの方はCDを持っていますが、演奏があまり好みでなかったので、今回のSACDについても何とも言えません。過去にSACD化もされていないようです。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

スクロヴァチェフスキ・ボックス(28CD)


ミスターSとも呼ばれたスタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(Stanislaw Skrowaczewski)さんが去る2月21日に亡くなりました。93歳でした。

現役最長老指揮者として90歳を超えてなお、旺盛な指揮活動を続けていましたが、93歳を迎えた2016年10月にも、ミネソタ管弦楽団を指揮してブルックナーの交響曲第8番を演奏、翌11月に脳梗塞のために手術をおこない、最近はリハビリの最中だったということです。

心よりご冥福をお祈り致します。

スクロヴァチェフスキさんというと、ステレオ初期にルービンシュタインと、ワイセンベルクの伴奏でショパンのピアノ協奏曲を録音していたことで名前を覚えました。あまりショパンのピアノ協奏曲の伴奏指揮を複数録音している指揮者は覚えがないので、気になっていました。しかも、ひとつはあのルービンシュタインの伴奏というのも印象が強いです。

その後、あまり印象がありませんでしたが、1994年にはザールブリュッケン放送交響楽団に就任、1995年に現エームス・クラシックスと契約すると、ブルックナーの演奏で急速に注目を集めます。その後、現代最高峰の長老指揮者として高い評価を得続けていました。

スクロヴァチェフスキさんは作曲家でもあるということで、その関係もあって、かのショパンの協奏曲についてもいろいろ取りざたされるオーケストラ部分について、独自の見解を持っていました。ショパンの協奏曲のオケ部分は、本人ではなく、別人が作曲したもので、原典にこだわる必要がないということで、改訂版を使っていました。この見解が正しいかは置いておいても、あのルービンシュタインが納得して協演していたのですから、強い説得力があったのでしょう。

スクロヴァチェフスキさんを偲ぶのに最適なのはスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ エームス・クラシックス全録音集(28CD)。文字通りエームスに録音した集成で、全て1995年以降のデジタル録音28枚にして約6500円の安さ。有名交響曲のセットとしても有用です。初心者におすすめするには辛口の演奏に思えますが、2組目以降には素晴らしい演奏でしょう。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ピエール・フルニエ DG、デッカ、フィリップス録音全集(25CD)

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クラシック輸入廉価ボックス情報。ピエール・フルニエ・エディション DG、デッカ、フィリップス録音全集(25CD)

ピエール・フルニエ(1906-1986)がドイツ・グラモフォン、フィリップス、デッカに録音したものの集成。

彼の録音ではおそらくもっとも有名で、この曲の決定的名盤とも言われる、ジョージ・セル指揮ベルリン・フィルとのドヴォルザーク:チェロ協奏曲はじめ、有名チェロ協奏曲から、独奏曲、室内楽曲、小品まで多彩な内容です。

録音時期は1952年から1984年までの30年以上。なかにはなかなか今日では顧みられないような録音もあるようです。

ベートーヴェン:三重協奏曲を、ゲーザ・アンダ(ピアノ)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、ベルリン放送交響楽団、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)の組み合わせで録音していたとは知りませんでした。

また、録音を漏らさず収録しているので、ブラームス:チェロ・ソナタ集は3種類、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集は2種類となっています。

いずれの録音でも、チェロの貴公子と言われたフルニエの美しい演奏を楽しめるでしょう。各ディスクは、オリジナルジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。

ロストロポーヴィチのボックスもこれから発売されるので、対照的な演奏スタイルのどちらを選ぶかも迷いどころです。

発売日・価格情報
HMVまとめ買い価格(税込) : ¥7,020 発売日:2017年01月20日

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : Pierre+Fournier+EDITION

クラウディオ・アバド・コンプリートRCA&SONYレコーディングズ(39CD)




クラシック輸入廉価ボックス情報。

クラウディオ・アバド コンプリートRCA & Sony Classicalレコーディング(39CD)
Claudio Abbado - The RCA and Sony Album Collection Box set

クラウディオ・アバドがRCA Red Seal、Sony Classical、そしてRicordi の各レーベルに録音された音源を網羅した39枚組。

1990年代のベルリン・フィルとの録音が結構入っています。内容的には、3見組のムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』がこの曲の真価を知らしめた決定的名演として価値があります。この録音以外のオペラ、オペラ序曲集も素晴らしいもの。

有名交響曲、有名協奏曲録音はこれらのおまけといっていいくらい。ロシア物に15枚のCDが割り振られているのも特徴ですが、アバドの得意レパートリーだったことを覚えている人は多いでしょう。

お国もののイタリアものが少ないのですが、それでも、ロッシーニ:歌劇『ランスへの旅』(全曲)は、かの名盤として知られる1984年DG盤とは違いますが、彼自身による150年ぶりの蘇演で話題になった曲で、アバドを知る上では外せないものです。

2014年の発売時には8500円くらいしましたが、2016年にHMVが約5000円でセールを行いました。すぐに売り切れましたが、アマゾンでは5000円台くらいで買えるようなので、気になる方にはおすすめです。

また円高傾向で、今より円安の時に発売された有名演奏家のボックスが特価になるものがいろいろと出てきているようです。他にもチェック漏れがないか見てみたいところです。

HMV発売日:2014年06月17日 HMV会員限定特価:(税込) : ¥4,990 (売り切れ時の参考価格)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : Abbado+The+RCA+and+Sony

タワーレコードからタワレコ限定SACD ケルテス・VPOのブラームス交響曲全集など

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ブラームス: 交響曲全集, ハイドンの主題による変奏曲/イシュトヴァン・ケルテス 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団<タワレコ限定>3枚組

タワーレコードから〈VINTAGE SA-CD COLLECTION〉という名称で、タワーレコード販売限定のSACDシリーズが新登場。ユニバーサル音源をSACDハイブリッドでリリースしていくとのこと。

第1弾は3タイトル。9月14日発売。

ジュリーニ・CSOのマーラー9番(2枚組)、ケルテスのブラームス交響曲全集(3枚組)、コンドラシンの「シェエラザード」の3つ。

いずれも意外にも世界初SACD化とのこと。とくにジュリーニの録音が同曲屈指の名演奏とされるうえ、アナログ録音終期の録音でもあり、SACD化には向いているはずですが…。ジュリーニにはマーラーだけでなく、シューベルトの未完成もつきます。

ケルテスのほうは、急逝により、完成はできなかった2回目の1970年代の全集のほう。第2番は1964年の旧録音を使っています。ケルテスの急逝は、20世紀クラシック音楽界の歴史を狂わせてしまったと、いまだに言われます。この全集も何十年も前のものとはいえ、その「悲劇」を思い起こしてしまいます。これだけを聴けば、ウィーン・フィルの美観を生かした素晴らしい全集です。

コンドラシンのはアルゲリッチとのチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番もカップリング。これもSACD化されていなかったのは意外です。

いずれも、タワーレコード限定でのSACD化というには惜しい音源ばかりですが、これがSACDの置かれている現状でしょう。ハイレゾ配信の可能性については十分期待したいところです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : Kertesz

DGオリジナルズ・ボックス Vol.2(50CD)

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DGオリジナルズ・ボックス Vol.2(50CD) HMV
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DGオリジナルズ・ボックス Vol.2(50CD)
オリジナル・ジャケット・コレクション
DG THE ORIGINALS BOX 50CD Vol.2

ドイツ・グラモフォンのおもにアナログ録音期の名盤を、オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシングというリマスタリングを行って、オリジナルジャケットを生かした紙ジャケットに収納された「オリジナルス」シリーズの集成ボックス第2弾。

クラシック音楽愛好家なら、CD時代どころかレコード時代、それも初出時に買った覚えのある音源が数多いはずのラインナップ。クラシック音楽録音史に残る名盤も少なくありません。

必然的にダブりが多くなるとは思いますが、「オリジナルス」再発売以降のCD盤を持っている方は意外と少ないかも。国内盤のオリジナルス第一弾が出た1995年に私はケンプのベートーヴェン4大ソナタを買いました。LPでも持っていましたが、CDで聴きたかったのと、レコード再生環境がなかったためです。そのときオリジナル・イメージ・ビット・プロセッシングのリマスタリング効果の絶大さに驚いたものです。その後もいくつか「オリジナルス」は買いましたが、効果は大きいと思いました。

ただあれから20年以上。いまだに同じマスタリングで売っているほど完成度の高いマスタリングであるとともに、CD、音源に対する進歩が止まっているような印象。

それはパッケージメディアの面で、ハイレゾがあります。これらの録音のハイレゾ配信も始まっています。ハイレゾ音源もこのボックスのような価格になれば、もっと過去の演奏もハイレゾで聴かれるように思います。CDでもこういた廉価価格だと売れるのはわかったのです。ハイレゾ配信の廉価化も期待します。

内容的には第一弾に、より有名な録音が集中しているのは仕方がありませんが、こちらにも十分に有名な録音はあります。アルゲリッチ、ポリーニ、リヒテル、クライバーの録音など、第一弾に入っていなかったの!と驚くような音源もあります。また、むしろ、LP発売時には演奏というより、曲が地味で購入しなかった人が多いのではないかと思われる録音があるのも特徴です。

たとえばカラヤンにしても、ハイドン:オラトリオ『天地創造』全曲2枚組とか、オネゲル:交響曲第2,3番といった録音は、あるのはわかっていても買わなかった覚えのある人も多いのではないでしょうか。CD時代になってもそうです。

そういう意味では年季の入った愛好家にも、LP時代、そしてCD時代以降もわざわざは買わなかった録音が多数含まれている本ボックスは1枚当たり200円程度の価格なら十分に魅力的だと思います。

HMV発売日:2016年08月31日 まとめ買い価格(税込) : ¥10,627

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : DG+THE+ORIGINALS+BOX

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