SONY STR-DH190


新製品オーディオ機器紹介 。

ソニーがひさびさにエントリークラスのプリメインアンプをモデルチェンジしました。ステレオプリメインアンプ「STR-DH190」を4月21日に発売。価格は22,500円。

2009年発売のSTR-DH100(3万円)の後継機です。2010年の記事で紹介していました。
ソニーのエントリークラスプリメインアンプ STR-DH100 その設計意図は?

今回は前機種よりも大幅に低価格化しています。同時発表のAVアンプと同じシャーシを使うことなどで低価格化を実現させたというのが理由のようです。

それでいて機能面は充実。MMカートリッジ対応のフォノ入力を備えレコードプレーヤーと接続でき、Bluetooth入力も備えます。いずれも先代にはないものです。フォノは最近のレコード復活人気に、Bluetoothはこの数年での爆発的な普及に応じたもの。FMラジオも搭載し、ワイドFMにも対応。先代はAMにも対応していましたが。

BluetoothはAACとSBCコーデックに対応。また、ペアリングしたスマートフォンからBluetoothで音楽再生した際に、本機の電源がオフの状態でも起動できるBluetoothスタンバイ機能も備えています。AACはiOS機との接続に便利ですが、ここはLDACコーデックにも対応して欲しかったところです。

デジタル入力はBluetoothワイヤレスのみで、有線でのデジタル入力はSFDIF、USB、ネットワークのいずれも持ちません。

アンプ部は広帯域かつローノイズを実現したというリニア広帯域パワーアンプを搭載。広帯域ということで、ハイレゾロゴも取得しています。

D級ではなく、従来どおりのアナログアンプです。最大出力は100W×2ch(8Ω)。これは先代の150Wに比べ落ちてはいますが、現代の日本の平均的な環境と、このクラスのアンプを使うユーザーを考慮すれば妥当なものでしょう。

先代のスペックで多少おかしいと思っていた、スピーカー対応インピーダンスは6Ωからになっています(先代は8Ωからという謎仕様)。

また、底面に「X」型のエンボス加工を施すことによって剛性を高めたXエンボスデザインの新シャーシを採用。

アナログ入力5系統(RCA×4、ステレオミニ×1)、フォノ入力1系統を装備。アナログ出力は1系統。スピーカー出力は2系統で、A or B、またはA + Bの切り替えが可能。ヘッドホン端子も備えます。

外形寸法は430×284×133mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9kg。消費電力は200W。リモコンが付属。

正直、よくわからない印象もあります。今時、フルサイズのステレオ専用かつ、有線でのデジタル入力に対応しない安価なプリメインアンプとは。この安さでソニーの新製品アンプが手に入るというのがメリットでしょうか?

Bluetooth入力がメインになるくらいの気持ちなのでしょうが、それならミニサイズが良かったような。

それでも、STR-DH100よりは安く、しかも妥当な内容は備えていると思います。コストを抑えるためにAVアンプの筐体を流用しているのはプライドを捨てているようにも思えますが。それだけなりふり構わず発売している意気込みの表れと取りたいです。

プリメインアンプ+SONY

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FiiO Q1 MarkII


オヤイデからエミライに代理店が変わった中国のFiiOからUSB-DAC内蔵ポータブルアンプ「Q1 Mark II」が2018年2月中旬に発売されました。

14,250円(税込)と単に「USB-DAC内蔵ポータブルアンプ」というなら取り立てて安くはありませんが、内容を見ると驚異のハイCP機です。

なんとこの価格で2.5mm 4極バランス出力も備え、DSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応、接続可能機器も豊富という、価格からするとまさにモンスター級の装備。

外形寸法は59×99×12.5mm(幅×奥行×厚み)、重量は101.5gとまずまずコンパクトで、連続駆動時間はUSB入力利用時で約10時間、アナログ入力で約20時間駆動可能。そう、アナログ入力も省略せずにしっかり対応しています。

DACに旭化成エレクトロニクスの「AK4452」を搭載。これによりDSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまでのハイスペックデータに対応。micro BのUSB入力を備え、Android端末やPC、iOS機器とのデジタル接続が可能。XMOSのUSBコントローラーを採用し、USBでのアシンクロナス伝送ができます。AppleのMFi認証も取得し、付属のLightning-micro BケーブルでiPhoneなどiOS機と直結して利用できます。

ヘッドホン出力は2.5mm 4極バランス端子と3.5mmアンバランスのステレオミニを各1系統装備。出力は200mW(BAL/32Ω)、75mW(PO/32Ω)。推奨ヘッドホンインピーダンスは16Ω~150Ω。対応インピーダンスが高い側にそれほどでもないのが価格なりの弱点。High/Lowのゲイン設定や、ディスクリート方式の専用回路を使ったBass boost機能も搭載。

アンプ部は左右独立構成のローパスフィルター、ボリューム、バッファ段によるオーディオ回路を採用。ボリュームには新日本無線のデジタルボリューム(NJU72315)を採用。ギャングエラーもありません。

これは大変なハイCP機です。すでに価格コムのヘッドホンアンプ部門で1位になっています(記事執筆時点)。

ただ、今や2.5mm 4極バランス出力を備えた日本メーカー製DAPが型落ちとはいえ2万円で買えます(オンキヨーDP-S1、パイオニアXDP-30R)。DSD 11.2MHz対応は魅力かもしれませんが、そんな音源多くはありませんし。

とは言え、本機はAndroid/iOS機と接続してハイレゾ&バランス接続できるのが魅力。ケーブル類を買う必要もありません。やはり、使用形態によっては現在最高のお得機。ハイCPポタアン界の革命児、とは言いすぎでしょうか。

代理店が変わったばかりのFiiOですが、同時期発売のDAP・X3 Ⅲ、X7 Ⅱも好評で、快進撃が続いています。今後も引き続き期待できそうです。

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Amulech AL-38432DQ


新製品オーディオ機器紹介 。ラステームの流れを汲む、国内ハイCPオーディオブランド・Amulech(アムレック)から、待望のハイスペックUSB-DAC「AL-38432DQ」が12月18日から発売。直販サイトでは39,900円(税込)で販売。

最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 11.2MHzの再生に対応するUSB-DAC/ヘッドホンアンプ。外形寸法は144×D127×H53mm、質量は約270g。 電源はACアダプター方式。

ESS製のDAC「ES9028Q2M」を左右独立で計2基搭載。入力は、リニアPCM 384kHz/32bitとDSD 11.2MHz対応のUSBと、192kHz/24bit対応の同軸デジタル、光デジタルが各1系統。

出力は、標準ヘッドホン出力とアナログ音声出力(RCA)を各1系統。ヘッドホン出力は最大130mW+130mW(32Ω)、65mW×2ch(64Ω)、35mW×2ch(250Ω)。ヘッドホンの対応インピーダンスは16~250Ω。SMV(Smoothing-Volume)電子ボリューム技術により、音量の微調整が可能なのも特徴。

2系統の±1.0ppmの高精度TCXOクロック(24.576MHz/22.5792MHz)も搭載。44.1kHz系と48kHz系の両方に低ジッターを実現。

DSD(DSF/DFF/DIFF/DSDIFF)再生は、ASIO 2.1とDoP(DSD over PCM)の両方に対応。ただし、DSD 11.2MHzのネイティブ再生は WindowsでASIO利用時のみ対応。MacではDSD 5.6MHzまで(DoP方式)。

2015年発売。定価45,360円(税込)で現在の直販価格は23,500円のAL-38432DSの後継機。AL-38432DSはUSB入力専用機で、価格を大きく超える高音質ぶりでラステーム以来のユーザーや新規ユーザーの多くも驚かせたハイCP機。今回、AL-38432DSのDACチップ・「ES9018K2M」1基から「ES9028Q2M」2基にパワーアップするとともに、光、同軸入力も追加し、汎用性も高まっています。



ただ、USB接続だけで見るとAL-38432DSの現在の価格からするとお得なのは旧機種かもしれません。あとはどれだけ音が良くなっているかでしょう。

今後の注目はアムレックがバランス接続対応のヘッドホンアンプを搭載した機種を作るかくらいでしょうか。



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ULTRASONE NAOS



新製品オーディオ機器紹介。独ULTRASONE(ウルトラゾーン)は初のUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「NAOS」(ナオス)を9月16日に発売します。オープン価格で実売価格は約25000円程度の予想です。

重量6g/外形寸法46×18×6mm(縦×横×厚さ)と小型軽量なことが特徴ですが、注目は「ULTRASONE製品を最適にドライブするために設計した」という点でしょう。ULTRASONEのヘッドホンのラインナップは広く、ごく一般的な価格の製品も多いですが、Editionシリーズという相当高価な(数十万まで)シリーズがあり、高級ヘッドホンの代名詞としても知られています。それだけに、駆動するヘッドホンアンプにも気を遣いたいところですが、モバイル環境で最適に駆動できるアンプが欲しい人にとっては、本製品はうれしいところでしょうか。

入力はUSBのみでPCM 192kHz/24bitまでサポート。DSDには対応しません。ヘッドホン出力は3.5mmのステレオミニというシンプル構成。電源はバスパワー。DACチップについては明記していません。

内容、価格からするとハイレゾ対応のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプとしてはエントリーより少し上くらいに過ぎないので、本当にULTRASONEの上級ヘッドホンに合うのか不安になる人はいそうです。

ただ、多くの機器と接続するために、接続先端子がUSB Type-C、micro B、Type-A、Lightningの4種類のケーブルが付属。OTGに対応したAndroid端末との連携も可能なのは便利。ヘッドホンのメーカーにこだわらず、単体機として見れば大いに魅力的なハイCP機かもしれません。

ちなみに個人的にはつい最近、エレコムの似たような機器、EHP-CHR192をわずか2600円程度(定価は同程度。PCM 192kHz/24bitまでサポート、Android、Windows10対応)というとんでもない処分価格で買ったばかりなので、本機を買うことはないでしょう…。

USB-DAC+ULTRASONE

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YAMAHA NP-S303



新製品オーディオ機器紹介。ヤマハ(YAMAHA)はネットワークプレーヤー「NP-S303」を8月下旬に発売します。価格は49,000円。

2010年に発売されたNP-S2000(実売約18万円)の下位機。外形寸法は435×289×87mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.7kgとフルサイズながら薄型なのも特徴です。

DACに、DSDネイティブ再生可能なバーブラウン「DSD1791」を採用しているので、5.6MHzまでのDSDをネイティブ再生できるのがポイント。ほか、PCM系は192kHz/24bitまでのWAV/FLAC/AIFF、96kHz/24bitまでのApple Losslessに対応。DSD以外はギャップレス再生も可能と、PCM系しか再生できないNP-S2000に比べると再生可能スペック的には上回っています。このあたりは後発のメリットです。ネットワークモジュールはヤマハのオリジナルで、高精度ロージッタークロックを内蔵。これも最近のヤマハのネットワークプレーヤー内蔵機に多く採用されていて、ヤマハ自慢の技術と言えましょう。

USB Type-A×1も備え、USBメモリなどに保存した音楽も再生できます。ただ、SFDIFのデジタル入力は装備せず、あくまでネットワークプレーヤーメインです。USB端子もUSB-DAC機能用ではないようです。

独自のネットワーク再生機能「MusicCast」をサポートし、iOS/Android用アプリ「MusicCast CONTROLLER」から音楽再生や各種操作が可能です。

Bluetoothの送受信もサポートし、コーデックはSBC/AACに対応。プロファイルはA2DP/AVRCPをサポート。AirPlayも利用できます。インターネットラジオの受信、radiko.jpにも対応。Spotify Connectにも対応。BluetoothもNP-S2000には無かった機能です。

IEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載。Ethernet端子も装備。出力端子はアナログRCA×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1。デジタル出力もあるので、DDCとして使えるのは便利です。

フロントパネルはアルミ製で、ヤマハHiFiコンポで共通のヘアライン仕上げなのは高級感がありますし、ヤマハっぽいデザインです。

ヤマハはつい先日にも本機と機能的にほぼ同一のネットワークプレーヤー内蔵のプリメインアンプR-N803(11万円)も発表。そちらのほうはDACにはESSの「SABRE9006AS」を採用しているのでランク的にもっと上の印象。さらに、ヤマハ得意の視聴環境最適化システム「YPAO」をピュアコンポとして初めて搭載しているのも目を引きます。

とは言え、アンプは既にアンプを持っている人にとって、本機は適度な価格で本格的なネットワークプレーヤーなので、ニーズはありそうです。競合機としてはオンキヨーのNS-6030、パイオニアのN-30AEあたり。どちらもUSBからのHDD直接再生可能な点が便利ですし、オンキヨーは独自の高音質技術、「VLSC」も気になります。

とりあえず、4万円台で買えそうなネットワークプレーヤーの選択肢が増えたことは喜ばしいことです。

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東芝 TY-P1



オーディオ機器紹介。東芝エルイートレーディングは、ポータブルCDプレーヤー「TY-P1」を7月下旬に発売します。オープン価格で、実売予想価格は6,000円前後です。

CDを“ゆっくり”から“早く”まで、 0.5~1.5倍の11段階で速度調節できる「スピードコントロール」機能を備えているのが特徴です。また、現在のポータブルCDプレーヤーらしく音楽CDだけでなく、MP3を保存したCDの再生も可能です。もメリー式の音飛び防止機能もついています。外形寸法は、142×155×26.5mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を除いた重量は約200g。出力はステレオミニのヘッドホン端子のみでラインアウトなどはついていません。リモコン付きのイヤホンも付属。

2000年代まではあれほど大手オーディオメーカー各社から出ていたポータブルCDプレーヤーも、CDのオリジネーターであるソニー自体も数年前には完全に撤退してしまっています。その後は国内外のよくわからないメーカーも含めた中小メーカーのものばかりになっています。

そんな中出た、久々の?国内大手メーカー製ポータブルCDプレーヤー。価格も手頃です。内容的にはポータブルCD全盛期の6000円程度の機種と同じようなものでしょう。ただ、単3形電池×2本で動作しますが、アルカリ電池を使った場合は、約8時間の再生が可能なのはちょっと短いです。その分力強いヘッドホンサウンドが聴けるのかもしれませんが。

個人的にはポータブルCD全盛期に何台か日常的に使っていました。かなり以前は単体CDプレーヤーを入手する前には、単体機の代わりにもしていました。江川三郎氏の提唱する音質向上テクニックを使うとポータブルCDとは思えない音質向上ぶりに驚いたものです。

この10年ほどはもう使わなくなりましたが、ハードオフに動作品が安くあるとつい買ってしまいます。10台くらいはあるでしょうか。全然使っていませんが。それでもソニーの最後期の製品であるD-NE730のライン出力の音質は驚異的に良く、今日のDAPブームやハイレゾとは何なのかを考えさせれるほどです。

ポータブルCDがポータブルオーディオのメインになることはもうないでしょうが、かつてのしっかりと作られた機種の音質はとても良かったことを現在のDAPしか知らない人にも知ってもらいたいものです。


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Auglamour R8-J


新製品オーディオ機器紹介。安価でも高性能、高音質でハイCP化著しい中国系メーカーによるイヤホン最新機をご紹介。

中国メーカー製といっても、今回の製品はイヤホン専門店のe☆イヤホンが独占輸入しているので、製品管理、アフターは心配ありません。しかも、製品自体もe☆イヤホンがチューニングに参加した日本向け専用品です。

製品は中国・Auglamour(オーグラマー)ブランドのカナル型イヤホン「Auglamour R8」を日本向けにチューニングしたという「R8-J」。17日よりe☆イヤホン全店と通信販売で発売。価格は4,980円(税込)。

Auglamour R8は約4500円という低価格ながら、価格を大きく超える音質ということで大変話題になったハイCPイヤホン。2016年に発売されました。外見も高価なカスタムIEMを彷彿とさせるため、ハイCPな印象が高まっています。構成はダイナミック型1基。

しかし、イヤホン業界の流れは速く、本機のあとに、次々と中国メーカー製のハイCPイヤホンが登場。マルチBAにハイブリッドと内容も豪華、音質も良好な機種が増えました。たとえば、KZ ZS5、Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDの2つが今まさに話題。

そこに影が薄くなった感もあったAuglamourが改良しての再登場。

筐体改良やドライバーの振動板変更、サウンドチューニングを施した“日本リミテッドエディション”として登場。

筐体はMIM亜鉛合金を採用し、高級感と高耐久性を両立。ステムの角度を初代R8から変更して装着感を高め、長時間リスニング時の疲労の減少も狙っています。また、前部にポートとフィルターを設けて内部のエアーフローを最適化。

ドライバーも見直し、10mmのダイナミック型で口径は同じですが、振動板にポリフェニレンスルファイド(PPS)材質を採用したものに変更。これにより、歪みを抑えて中音域の解像度を高め、見通しが良くクリアでバランスの良いサウンドを実現するとしています。音質については、e☆イヤホンスタッフが製造現場のエンジニアと連携してサウンドチューニングを行なったとのことです。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は105dBm、インピーダンスは16±15%Ω。

ベースモデルは音質は良いのですが、装着性に難があるというレビューをよく見かけました。メーカーでもそこはわかっていて、装着性の向上にもかなり気を遣ったようです。

簡単に試聴できないのが残念ですが、e☆イヤホンの店舗に近い人ならば試聴は容易だと思います。これだけ多くのハイCPイヤホンがありながらの半オリジナル製品ですので、かなり自信があるのでしょう。音にうるさいイヤホン愛好家の評価が楽しみです。

中華イヤホン+Auglamour

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Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HD


新製品オーディオ機器紹介。安価でも高性能、高音質でハイCP化著しい中国系メーカーによるイヤホン最新機をご紹介。

中国はシャオミ(Xiaomi)の低価格ハイブリッドイヤホンMi In-Ear Headphones Pro HD(長い!)が国内正式発売されました。国内代理店のTJCから3,498円(税込)で6月16日に発売。直販サイトのStarQ onlineのほか、Amazon、Yahoo! ショッピング、楽天市場でも順次発売されるとのことです。

このイヤホンは、いわゆる中華イヤホン愛好家の間ではとうに定番になっていて、アマゾンでも輸入品が3500円程度で売られていました。言わば満を持しての国内正式発売です。

内容はこの価格にしてダイナミック型2基、BA型1基採用のハイブリッド型。ダイナミック型には9mm径グラフェンコート振動板を採用し、再生周波数帯域は20Hz~40kHzというハイレゾ対応の広帯域を実現しています。廉価な中国系メーカーにしては意外な?正式なハイレゾロゴ認証品です。つまり、日本オーディオ協会が定める性能品質テストに合格し、「ハイレゾ」推奨ロゴの使用を認められています。

ハウジングは金属で、しかも美しい加工も価格以上。ダイヤモンドカット、CD模様彫刻加工、メタルDrawing製法などと詳しく謳われていますが、こういう加工の知識はあまりないのでよくわかりません。悪いものではないのでしょう。

音はすでに多くの購入者、2ch内の専用スレ(低価格の中華イヤホン参照)でかなり語られています。とりあえず、この価格なら文句はないレベルは確実なようです。とにかくこの価格でダイナミック型2基、BA型1基のハイブリッドで、ハイレゾ対応のハイスペック機はなかなかないので、それだけでも試しに買ってみようという気を起こさせます。

シャオミはよくある中国系ポータブルオーディオメーカーとは一線を画した存在で、スマホ、白物家電などを幅広く手掛け、今や世界的家電メーカーにのし上がろうという大企業です。

シャオミはこれまでも低価格帯のイヤホンでハイコスパ機を数々生み出してきました。その系譜が一連のPistonシリーズ。数千円とは思えない音質と品質により、イヤホン愛好家にシャオミの名前を刻み込みました。

本機にPistonとつかないのはダイナミック型イヤホンの系譜ゆえ。ハイブリッド型の本機は随分長い名前が付いていますね…。本機はいきなり出たわけではなく、Mi In-Ear Headphones HD という機種の後継機。先代もハイブリッドイヤホンで、ハイコスパと評判でしたが、本機はさらに上との評判です。

シャオミのイヤホンは実はシャオミが設計しているのではなく、「1MORE」というオーディオブランドが手掛けています。この1MOREも新興メーカーながら自社ブランド品でも高い評価を得ています。

最近はAliExpress(アリエクスプレス)で買える中国メーカー製イヤホンが愛好家に人気ですが、多くのメーカーはイヤホン、オーディオ中心のガレージ的なものが中心。それらとはシャオミは一線を画します。本機もボタンやスピーカーの寿命試験などを含む、700項目を超える品質試験をクリアしたと謳っている点にも表れています。

大手家電メーカー的な製品の信頼性も売りにするシャオミのイヤホンから、これからも目が離せません。

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KZ ZS5


新製品オーディオ機器紹介。最近進境著しい、中国系メーカーによる安価なイヤホン(俗に中華イヤホンと呼ばれるもの)はもはや、怪しいキワモノとして見るのではなく、普通にハイCPなイヤホンとして扱わなければならない存在になったようです。

いろいろと気になる点もありますが、とにかく価格破壊的内容が多いものばかり。

今回紹介する新製品はおもに低価格イヤホン(実売5000円以下)で定評の高音質イヤホンを連発しているKZによる最新機。

なんと、2DD+2BAというハイブリッド構成、ケーブル着脱可能でなんと39ドル(中国サイトでの価格)という価格破壊ぶり。しかもいろいろな方法により20ドル台前半で購入も可能というもの。とは言え、購入方法に難がありましたが、先日、日本のアマゾンでも取り扱いも始まったので、初心者にも買いやすくなっています。最近の中華イヤホンは最初はアリエクスプレスでしか買えませんが、しばらくするとアマゾンでも買えるようになるものが多く、これも普及?に一役買っています。アマゾンでは4千円台半ばとなっています。

見た目は金属みたいですが、さすがにプラ。デザインが今話題の高級イヤホンブランド、キャンプファイヤーオーディオに似ているのはご愛嬌。パクリとは言えない程度ではありましょう。

ケーブルは着脱可能でピンはお馴染みの2pin互換ですが、位相が逆らしいので、KZ純正のケーブル以外使わないのが無難です。

音は2DD+2BAを積んでいる海外の高級機とは違い、それなりの欠点もあるようですが、とにかくこの構成でこの価格というだけでお得と思える人なら損はないかもしれません。音は至って普通という人も結構いますが、それはむしろかなりの実力だと思います。国内メーカーの同価格帯ではそれは無理ですから。

個体差が大きいのでは、という話もあり、このあたりも許容できる気持ちでないと付き合えないでしょう。

総合的には実売5000円以下のイヤホンとしては極めてハイCPという位置づけではあるようで、断線の心配もないですし、初期不良でもない限りは十分な製品と言えそうです。

仕様
ドライバーユニット : 2DD+2BA ハイブリッド型
インピーダンス : 18Ω
音圧感度 : 106dB/1mW
再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz
コード長 : 1.2m(±3cm)
プラグ : φ3.5mmプラグ(L型)
カラー : ブルー、グレーの2色
中華イヤホン+KZ

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Nmode X-DP10



新製品オーディオ機器紹介。シャープから受け継いだ1bitデジタルアンプでおなじみのエヌモード(Nmode)から、その1bitデジタルアンプを使った多機能なDAC/ヘッドホンアンプ/プリアンプです。この4月10日に発売。価格は33万円です。

注目のヘッドホンアンプ部はサンプリング11.2MHzの1bitアンプ(PDM変調D級増幅)になっているだけでなく、XLR端子によるバランス駆動にも対応。もちろん標準ヘッドホン端子も装備しています。ゲイン切り替えも装備。今、ヘッドホンアンプを出すとしたら最低限必要な装備を備えているのは大きいでしょう。ただ、早速ですが、今はバランス端子でも4.4mm端子の装備も求められ始めているので、次回は検討をお願いします。早いですが。というのもゼンハイザーはこの4月29日に新ヘッドホンアンプ/DAC/プリアンプ・HD 820を出し、本機とも同価格帯で、4.4mm端子を装備していたからです。

DACとしてはUSBで11.2MHzまでのDSD、32bit/768kHzまでのPCMに対応。DACチップはESSテクノロジーのESS9028PROを使用。アップサンプリング機能も装備しています。このDACチップが9038だったら、などと早速ネット上では言われているようですが、それも言い始めたらキリがないので置いておきましょう。

各種デジタル入力(USB×1,OPTICAL×2,COAXIAL×2,AES/EBU×1)だけでなく、アナログ入力もRCA2系統、XLR2系統装備。外部クロック入力も装備。アナログ出力はRCAとXLR。サイズはW420mm x H68mm x D320mm (突起物除く)・重量:約 7.5kg。

高音質ラダー型電子ボリュームを搭載しているのでプリアンプとしても使えます。リモコンも装備。DACのI-V変換以降のアナログ段はデジタル部とは完全に別基板にするなど凝った内容。信号のカップリングに PML CAP を使用、その他の信号回路にも、高音質のポリプロピレンコンデンサーを使用するなどの高品位部品も投入。トランスはDACとヘッドホンアンプで別々の2個使用。

やはりメインで力が入っているのはヘッドホンアンプ部のようです。本機をヘッドホン用にメインにして、アクティブスピーカー用のプリアンプに使うというのが合理的なシステムに思えます。

そうなると、スピーカーのアンプにも1bitデジタルアンプが欲しいです。エヌモードが1bitデジタルアンプを内蔵したアクティブスピーカーを出してくれたら面白いのですが。

1bitデジタルアンプによるヘッドホンアンプは音はいいけれど残留ノイズが聴こえるなど、ノイズに弱いという話がありました。そのあたりも改善されているようなので、以前からエヌモードのヘッドホンアンプが気になっていた人には魅力的な新製品ではないでしょうか。

デジタルアンプ(D級アンプ)によるヘッドホンアンプ。今や天下のソニーも最高級機で出しています。ただ、世界で唯一PDM変調のD級ヘッドホンアンプを出しているエヌモードの存在感はまた独自でしょう。

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