SONY STR-DH190


新製品オーディオ機器紹介 。

ソニーがひさびさにエントリークラスのプリメインアンプをモデルチェンジしました。ステレオプリメインアンプ「STR-DH190」を4月21日に発売。価格は22,500円。

2009年発売のSTR-DH100(3万円)の後継機です。2010年の記事で紹介していました。
ソニーのエントリークラスプリメインアンプ STR-DH100 その設計意図は?

今回は前機種よりも大幅に低価格化しています。同時発表のAVアンプと同じシャーシを使うことなどで低価格化を実現させたというのが理由のようです。

それでいて機能面は充実。MMカートリッジ対応のフォノ入力を備えレコードプレーヤーと接続でき、Bluetooth入力も備えます。いずれも先代にはないものです。フォノは最近のレコード復活人気に、Bluetoothはこの数年での爆発的な普及に応じたもの。FMラジオも搭載し、ワイドFMにも対応。先代はAMにも対応していましたが。

BluetoothはAACとSBCコーデックに対応。また、ペアリングしたスマートフォンからBluetoothで音楽再生した際に、本機の電源がオフの状態でも起動できるBluetoothスタンバイ機能も備えています。AACはiOS機との接続に便利ですが、ここはLDACコーデックにも対応して欲しかったところです。

デジタル入力はBluetoothワイヤレスのみで、有線でのデジタル入力はSFDIF、USB、ネットワークのいずれも持ちません。

アンプ部は広帯域かつローノイズを実現したというリニア広帯域パワーアンプを搭載。広帯域ということで、ハイレゾロゴも取得しています。

D級ではなく、従来どおりのアナログアンプです。最大出力は100W×2ch(8Ω)。これは先代の150Wに比べ落ちてはいますが、現代の日本の平均的な環境と、このクラスのアンプを使うユーザーを考慮すれば妥当なものでしょう。

先代のスペックで多少おかしいと思っていた、スピーカー対応インピーダンスは6Ωからになっています(先代は8Ωからという謎仕様)。

また、底面に「X」型のエンボス加工を施すことによって剛性を高めたXエンボスデザインの新シャーシを採用。

アナログ入力5系統(RCA×4、ステレオミニ×1)、フォノ入力1系統を装備。アナログ出力は1系統。スピーカー出力は2系統で、A or B、またはA + Bの切り替えが可能。ヘッドホン端子も備えます。

外形寸法は430×284×133mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9kg。消費電力は200W。リモコンが付属。

正直、よくわからない印象もあります。今時、フルサイズのステレオ専用かつ、有線でのデジタル入力に対応しない安価なプリメインアンプとは。この安さでソニーの新製品アンプが手に入るというのがメリットでしょうか?

Bluetooth入力がメインになるくらいの気持ちなのでしょうが、それならミニサイズが良かったような。

それでも、STR-DH100よりは安く、しかも妥当な内容は備えていると思います。コストを抑えるためにAVアンプの筐体を流用しているのはプライドを捨てているようにも思えますが。それだけなりふり構わず発売している意気込みの表れと取りたいです。

プリメインアンプ+SONY

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)



クラシック輸入廉価ボックス情報。クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)
Complete Philips Recordings Box set, Import
Claudio Arrau

クラウディオ・アラウ(Claudio Arrau)がフィリップスとアメリカ・デッカに行った全録音に、ドイツ・グラモフォンにレナード・バーンスタインと行ったベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のライヴ録音を加えたという80枚組。

ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、シューマン、リスト、ショパンといったピアノ演奏の中心的レパートリーが豊富に収録されています。特にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は2度録音され、定番の座も確立していました。

かつてはドイツ系ピアニストの正統派としてかなり高いポジションにあったと思いますが、時代が進むにつれて、近い時代のバックハウスなどとともに、往年よりは存在感が薄れていたように思います。

2010年代ごろからは激安輸入廉価ボックスが増え、ステレオ期に活躍した往年のピアニストの録音にも再び脚光が当たるようになりました。ケンプなどがその代表でしょう。

ところが、デジタル録音も少なくないアラウに関しては、こうした輸入廉価ボックスの流れに取り残されていたようだったのです。私もてっきり彼の主要な録音を行ったフィリップス録音の集成ボックスが廉価で出ていたと思っていましたが、なんと、まだでした(通常価格の集成や作曲家別のボックスは出ていたようですが)。

たしかに、アラウの録音に触れる機会はあまりなかったのが個人的なところです。手元にはベートーヴェンのソナタ全集の旧盤、ショパン、リスト、モーツァルトのソナタ全集などがあり、今回のボックスをあえて買うというのは難しい感じです。

個人的な収集事情は置いておいて、彼のベートーヴェンのソナタ全集は、バックハウスやケンプに比べて、楽譜に忠実という基本的な部分では優れていて、ベートーヴェンの意図を音から聞き取ろうという意味では大変意義のある演奏だと思います。やはり、20世紀のピアノ演奏を語る上で外せない録音群であることは間違いないでしょう。

発売日・価格情報
HMVまとめ買い価格(税込) :¥25,613   発売日:2018年03月13日



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

FiiO Q1 MarkII


オヤイデからエミライに代理店が変わった中国のFiiOからUSB-DAC内蔵ポータブルアンプ「Q1 Mark II」が2018年2月中旬に発売されました。

14,250円(税込)と単に「USB-DAC内蔵ポータブルアンプ」というなら取り立てて安くはありませんが、内容を見ると驚異のハイCP機です。

なんとこの価格で2.5mm 4極バランス出力も備え、DSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応、接続可能機器も豊富という、価格からするとまさにモンスター級の装備。

外形寸法は59×99×12.5mm(幅×奥行×厚み)、重量は101.5gとまずまずコンパクトで、連続駆動時間はUSB入力利用時で約10時間、アナログ入力で約20時間駆動可能。そう、アナログ入力も省略せずにしっかり対応しています。

DACに旭化成エレクトロニクスの「AK4452」を搭載。これによりDSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまでのハイスペックデータに対応。micro BのUSB入力を備え、Android端末やPC、iOS機器とのデジタル接続が可能。XMOSのUSBコントローラーを採用し、USBでのアシンクロナス伝送ができます。AppleのMFi認証も取得し、付属のLightning-micro BケーブルでiPhoneなどiOS機と直結して利用できます。

ヘッドホン出力は2.5mm 4極バランス端子と3.5mmアンバランスのステレオミニを各1系統装備。出力は200mW(BAL/32Ω)、75mW(PO/32Ω)。推奨ヘッドホンインピーダンスは16Ω~150Ω。対応インピーダンスが高い側にそれほどでもないのが価格なりの弱点。High/Lowのゲイン設定や、ディスクリート方式の専用回路を使ったBass boost機能も搭載。

アンプ部は左右独立構成のローパスフィルター、ボリューム、バッファ段によるオーディオ回路を採用。ボリュームには新日本無線のデジタルボリューム(NJU72315)を採用。ギャングエラーもありません。

これは大変なハイCP機です。すでに価格コムのヘッドホンアンプ部門で1位になっています(記事執筆時点)。

ただ、今や2.5mm 4極バランス出力を備えた日本メーカー製DAPが型落ちとはいえ2万円で買えます(オンキヨーDP-S1、パイオニアXDP-30R)。DSD 11.2MHz対応は魅力かもしれませんが、そんな音源多くはありませんし。

とは言え、本機はAndroid/iOS機と接続してハイレゾ&バランス接続できるのが魅力。ケーブル類を買う必要もありません。やはり、使用形態によっては現在最高のお得機。ハイCPポタアン界の革命児、とは言いすぎでしょうか。

代理店が変わったばかりのFiiOですが、同時期発売のDAP・X3 Ⅲ、X7 Ⅱも好評で、快進撃が続いています。今後も引き続き期待できそうです。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

ブラームス 交響曲第3番 カラヤン指揮ウィーン・フィル DSDハイレゾ無料ダウンロード付き!

クラシック音楽の無料ダウンロード情報付きで名曲の名演奏をご紹介。

無料でダウンロードできるFLAC音源を紹介、自分でアップロードして公開していこうと思っていますが、無料でハイレゾ音源を配布している情報を見つけたので、順次紹介しております。

カラヤンがステレオ初期にデッカに録音したウィーン・フィルとの演奏から、ブラームスの交響曲第3番。

カラヤンがデッカに録音したウィーン・フィルとの録音はいずれもステレオ録音時代の名録音、名演奏とされ、今でも高く評価されています。この演奏も後年のものやベルリン・フィルのものと比べても素晴らしい演奏に思えます。

録音も優れていますが、交響曲録音としてはもう少し後のドヴォルザーク交響曲第8番には及ばない印象。それでも当時としては優秀で、現在でも素晴らしいもの。

なにより、現在では聴けないようなウィーン・フィルの個性と、今はないゾフィエンザールの響きは代えがたいものでしょう。

全曲無料ではなく、ハイレゾ音源販売サイトによる無料ダウンロードサンプルです。交響曲なら1楽章全部と長めに聴けます。この曲の場合第3楽章全部です。ファイルはDSD2.8MHz。
http://highreso1.thebase.in/items/6754098

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
交響曲第3番へ長調Op.90
1 I. Allegro con brio
2 II. Andante
3 III. Poco allegretto
4 IV. Allegro
演奏
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
[録音データ]
1961年9月
ウィーン、ゾフィエンザール
[レコーディング・プロデューサー]
ジョン・カルショー
[レコーディング・エンジニア]
ジェイムズ・ロック

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

Amulech AL-38432DQ


新製品オーディオ機器紹介 。ラステームの流れを汲む、国内ハイCPオーディオブランド・Amulech(アムレック)から、待望のハイスペックUSB-DAC「AL-38432DQ」が12月18日から発売。直販サイトでは39,900円(税込)で販売。

最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 11.2MHzの再生に対応するUSB-DAC/ヘッドホンアンプ。外形寸法は144×D127×H53mm、質量は約270g。 電源はACアダプター方式。

ESS製のDAC「ES9028Q2M」を左右独立で計2基搭載。入力は、リニアPCM 384kHz/32bitとDSD 11.2MHz対応のUSBと、192kHz/24bit対応の同軸デジタル、光デジタルが各1系統。

出力は、標準ヘッドホン出力とアナログ音声出力(RCA)を各1系統。ヘッドホン出力は最大130mW+130mW(32Ω)、65mW×2ch(64Ω)、35mW×2ch(250Ω)。ヘッドホンの対応インピーダンスは16~250Ω。SMV(Smoothing-Volume)電子ボリューム技術により、音量の微調整が可能なのも特徴。

2系統の±1.0ppmの高精度TCXOクロック(24.576MHz/22.5792MHz)も搭載。44.1kHz系と48kHz系の両方に低ジッターを実現。

DSD(DSF/DFF/DIFF/DSDIFF)再生は、ASIO 2.1とDoP(DSD over PCM)の両方に対応。ただし、DSD 11.2MHzのネイティブ再生は WindowsでASIO利用時のみ対応。MacではDSD 5.6MHzまで(DoP方式)。

2015年発売。定価45,360円(税込)で現在の直販価格は23,500円のAL-38432DSの後継機。AL-38432DSはUSB入力専用機で、価格を大きく超える高音質ぶりでラステーム以来のユーザーや新規ユーザーの多くも驚かせたハイCP機。今回、AL-38432DSのDACチップ・「ES9018K2M」1基から「ES9028Q2M」2基にパワーアップするとともに、光、同軸入力も追加し、汎用性も高まっています。



ただ、USB接続だけで見るとAL-38432DSの現在の価格からするとお得なのは旧機種かもしれません。あとはどれだけ音が良くなっているかでしょう。

今後の注目はアムレックがバランス接続対応のヘッドホンアンプを搭載した機種を作るかくらいでしょうか。



テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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がふ☆がふ

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