fc2ブログ


今年もありがとうございました。

本ブログの読者のみなさま、今年もありがとうございました。

といっても、本ブログは今年はあまり記事を追加していません。

というのも、ホームページやブログを取り巻く状況・環境が大きく変わってきており、
特に検索エンジンのグーグルによるアルゴリズムの変更の影響がこれまで以上に大きくなっています。
その影響の考慮もあり、あまり記事の追加を行わなかったわけです。

グーグルによると、ホームページのURLをhttpsにしないと不利だとか、
リンクの設定が「別ウインドウで開く」だとクロームでブロックするとか、
スマホ用ページ(AMPページとかいう)を作らないとこれまた不利だとか、
ほかにもいろいろあるようです。

これらは、いままでfc2ブログのような無料ブログでサイトを作ってきた人には不利な内容ばかりのようで、打開するには有料サーバーを借りて、独自ドメインを取得し、本格的なサイト(ワードプレスなど)でブログを構築していくような方向変えをしないと難しいようです。

実際、本サイトのアクセス数も激減しており、検索エンジンからの流入がもはやほとんどない状態です。

ですから、本サイトで記事を更新しても、今後、検索エンジン経由のアクセスは期待できないため、
おそらくですが、本サイトでの更新は今後はやめようかと思っています
(有料サーバーを借りて、ワードプレス運用するスキルはないこともありませんが、
本サイトと同様の内容のサイトでアクセスを集めるのも、それもまた難しいと思っています)。

もはや、閲覧してくださる読者の方もほとんどおられないでしょうが、今日まで本当にありがとうございました。
また、どこかで会えるかもしれません。その日までお元気で。
スポンサーサイト



カラヤン没後30年

icon
icon

すっかり忘れていましたが、この7月16日に、ヘルベルト・フォン・カラヤン
(1908年4月5日、ザルツブルク~1989年7月16日、ザルツブルク近郊アニフ)の没後30年を迎えていたのでした。

まあ、彼の場合、没後何年とか、生誕何年に関わらず常に過去の音源の再発売や、新発売のライブ音源などがひっきりなしに行われているので、それもあって忘れてしまったのかもしれません。

一応、没後30年(生誕111周年という無理やりなものも)企画的なCD、SACD、ハイレゾ配信がいろいろあります。

ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)生誕111周年・没後30周年記念特集

とっくに亡くなっているうえ、正規録音も膨大、その売り上げも生前から1億枚単位ということで、貴重音源はあまりないタイプなのですが、それでも、1960年代初頭の未発表ステレオライブ録音CDが新発売されていたり、彼の音源は本当のところいったいどれだけあるのかと、驚くばかりです。

ところで、3月にご紹介した、カラヤン没後30年企画の初SACD化の3枚が、いつのまにか発売延期になっていて、当初の予定の5月から8月21日に変わっていました。没後30年企画としてなのですから、これは7月16日までに発売して欲しかったところです。

カラヤン没後30年 カラヤン&VPO デッカ3タイトル SACDシングルレイヤー
icon

没後30年の節目として見ると、意外とアナログ録音のハイレゾ化が進展していない印象です。つまり、DGあたりのアナログ録音は全てハイレゾ化されるくらいになるかと思っていました。カラヤンの録音でこうなのですから、他の演奏家のアナログ録音のハイレゾ化は今後も思ったほどは進まないのかもしれません。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

Olasonic TW-S9 Bluetooth対応モデル

オーディオビジュアルイベント・「OTOTEN 2019」が6月29、30日に開催されました。基本的には単品コンポの展示会ですが、今回は、イベント直前に発表され、この「OTOTEN 2019」でいきなり試聴可能な実機が展示されたソニーの「MDR-M1ST」が話題を最も集めたようです。なにしろ、あのMDR-CD900STの発展的バリエーションモデルとして登場した、新モニターヘッドホンです。ハイレゾやリケーブル、バランス接続にも対応と、まさに新時代のモニターヘッドホンです。

ただ、「MDR-M1ST」についてはすでに各所で話題になっているようですし、どちらかというと、音楽制作者向けの道具で、純粋な音楽鑑賞向けではない面もあるので、とりあえず、あまり深くは取り上げないでおきます。

今回の「OTOTEN 2019」では単品コンポではデノンの新フラグシップになりそうなプリメインアンプとSACDプレーヤー「Model X」や、ワイヤレスでのハイレゾ再生が可能なアクティブスピーカー・DALIのCALLISTあたりが気になりましたが、オラソニックのコンパクトな卵型スピーカーの新作も気になりました。

発売中で、ハイレゾ再生にも対応する「TW-S9」に新たにBluetooth入力も付けたモデル。このモデルの特徴はLDACとaptX HDコーデックにも対応し、Bluetoothでもハイレゾ相当の高品位伝送が可能なところ。

LDACとaptX HDコーデックに対応するアクティブスピーカーはまだまだ少なく、あったとしても一体型のBluetoothスピーカーばかり。LDACの開発元であるソニー、LDAC採用に積極的なTEACでさえそうです。

それだけに、左右が分離した本格的なステレオスピーカータイプのBluetoothスピーカーである「TW-S9」のLDAC/aptX HDコーデック対応はなかなか競合のいない面白いところを突いています。

LDAC/aptX HDコーデック受信の普及がヘッドホンやポータブルオーディオプレーヤー(DAP)では進みつつあること、また、対応DAPでは中国メーカーが多いことなどに、現在のオーディオ業界の状況が見えてきますが。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

エソテリックのSACD復刻、シューベルト:アルペジオーネ・ソナタなど



エソテリックが「名盤復刻シリーズ」より、SACDハイブリッド盤3タイトルを6月20日から発売します。内容は以下の通りです。

ブラームス:ハンガリー舞曲集(全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1982年4月5日、6月1-2日にウィーン、ゾフィエンザールで録音
原盤:DG
品番: ESSG-90200
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 3,611円+税


シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
シューマン:幻想小曲集/民謡風の5つの小品
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
マルタ・アリゲリッチ(ピアノ)
1984年1月にスイス、ラ・ ショー=ド=フォンにある音楽ホール、サル・ド・ムジークで録音
原盤:フィリップス
品番: ESSD-90201
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 3,611円+税


ハイドン:交響曲集
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
オランダのユトレヒト「フレーデンブルフ音楽センター」、ナイメヘン「コンサートホール」、アムステルダム「コンセルトヘボウ」などで1988年から1995年にかけて録音
品番: ESSD-90202/04(3枚組)
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 10,833円+税

このところのこのシリーズの特徴として、デジタル録音初期の16bit/44.1kHzマスター時代のSACD化が続いています。それでも売れているから継続しているのでしょう。それなら自分で同じ録音のCDを買って、PCソフトでDSD化すればよいように思うのですが、それ以上と思わせるほどエソテリックのDSDマスタリングがうまいということなのでしょうか。

エソテリックの16bit/44.1kHzマスターのDSDマスタリングは、高域の付加や、微小信号の補完を行っているものなのかも気になります。

アナログ時代の録音でSACDやハイレゾが出ている録音で、自分でCD音源からまず24bit/88.2KHzに某ソフトを使って、高域の付加と、微小信号の補完を行い、さらにAudio GateでDSD変換したことがあります。滑らかで情報量も多い音に変わったので、まずは満足でしたが、その後、本物のハイレゾ音源を聴くと、確かに鮮度感やリアルさが違うように聴こえ、なかなか難しいものだと感じたことがあります。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

RAAL SR1a

SR1a.jpg
春のヘッドフォン祭り2019が4月27、28日の2日間にわたって開催されました。毎回、ポータブルオーディオ機器だけでよくもこんなに新製品が発表されるものだと感心しますが、真に個性的で革新的な製品はそうはありません。

そんななか、今年の展示品でこれは、と思ったのは、セルビアのメーカー・RAALの「SR1a」というヘッドホン。

なんと、世界初のリボンドライバー採用ヘッドホンとのこと。スピーカーのツイーターには使われることのある形式で、このメーカーもスピーカー用のリボンツイーターを作っているのだそうです。本機では30Hz~30kHzまでの再生が可能と、高音用というリボンのイメージではなく、フルレンジで使っているのも不思議な感じ。

画期的なのはそれだけではなく、形状というか形式も、ハウジングを持たずに、耳のそばに発音体をぶら下げるような形のフルオープンスタイル。AKGのK1000という伝説的なヘッドホンで見られた形に近いようです。

さらに、駆動にはヘッドホンアンプではなく、スピーカー用のアンプが必須。しかも、アンプからのスピーカー出力を専用のアダプター?を介して本機と接続するという面倒臭い仕様です。

バッフル部分はカーボンファイバー製。ステンレススプリングスチールヘッドバンド、アルミリボンドライバー、低反発クッション、ラムスキンレザーなどで構成。ヨーロッパの職人によって、セルビアで製造されているなど、普通にできる部分も?高品位志向。

価格は45万円程度を予定とのこと。音が良ければこれはたいした問題ではないでしょう。

さて、音質についてはすでにネット上のニュース記事やツイッターなどに上がり始めていますが、これまでのヘッドホンとは異なる素晴らしいもののようです。ヘッドホンリスニングの限界がまた一歩、リアルに近づいたエポックメイキング的なモデルになるのかもしれません。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

<%plugin_third_title>

<%plugin_third_description>
<%plugin_third_content>

がふ☆がふ

Author:がふ☆がふ
FC2ブログへようこそ!

人気ブログランキング
人気ブログランキングへ
最新記事
スポンサードリンク
楽天
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
・カテゴリ

過去の名機をヤフオク!で
検索フォーム
プライバシーポリシー
◆プライバシーポリシー 本サイトでは、Google Adsense社の広告を配信しています。 このため、広告配信プロセスの中でデータを収集するために、 Cookieやウェブビーコンを使用しています。 もし、第三者にデータ送信を行いたくない場合は、ブラウザのCookie機能をオフにしてアクセスしてください。 詳しくは、Adsense広告の、公式プライバシーポリシーをご覧ください。 http://www.google.com/intl/ja/privacy.html

本サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。 第三者(Amazonや他の広告掲載者)がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookieを設定したり、認識したりする場合があります。
月別記事ランキング
ブログパーツ 楽天ウェブサービスセンター