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TRN BT20



気になるオーディオ製品をご紹介。TRN BT20は現時点で世界初の商品化と思われる「完全ワイヤレスイヤホン型Bluetoothレシーバー」。

つまりは、MMCX規格や2pin規格でのケーブル着脱(リケーブル)に対応している有線イヤホンにこのレシーバー(アダプター)を付ければ、お好みのイヤホンを今はやりの「完全ワイヤレスイヤホン」化できてしまうという便利アイテム。国内アマゾンで簡単に買えます。価格は約4,600円。

すでにイヤホン愛好家の多くが考えていた形態の製品ですが、ついに実用化。

世界初の製品を送り出したのは中国メーカー・TRN。いわゆる中華イヤホンを多数送り出しているメーカーです。TRNはすでに「TRN BT3」「TRN BT10」といった、MMCX/2pinイヤホンをBluetoothイヤホン化できるレシーバーを発売していました。いきなり完全ワイヤレス化レシーバーを出してくたわけではありません。

そのため、すでに製品仕様としてはなかなかの完成度。MMCX/2pin(0.75mm)/2pin(0.78mm)の3種類のコネクターに対応した製品をそれぞれ用意。このあたりも中華イヤホン界では当たり前のことなだけにお手の物。

Bluetooth 5.0に対応し、内蔵バッテリーでの連続再生時間:約6時間、スタンバイ時間:約180時間、充電時間:約2時間といったスペック。操作ボタンはクリック式で電源ON/OFF・再生/一時停止・曲スキップ・電話応答が可能と基本的な機能も一通り装備。対応コーデックは特に触れられていないため、SBCのみと思われます。

はじめから完全ワイヤレスイヤホンとして売っているモデルのように小型、軽量とはいかず、耳掛けヘッドホンのようなスタイルになってしまうので、好みは分かれるでしょう。

それでも、既存の完全ワイヤレスイヤホンの音質のレベルが低いと思っている人には朗報です。単体の完全ワイヤレス機では現在不可能な、また今後も出ないであろう5BAとか、2BA+2BAといった凝った構成のイヤホンも軒並み完全ワイヤレス化できてしまうのですから。

これを大手オーディオメーカーが一番乗りで作らなかったことも現在のポータブルオーディオ界の状況を示しています。

さて、どこの大手メーカーが本機に続くのか、はたまた次も中国メーカー(FIIOあたり)かと思っていたら、日本のフォステクスが発表しました。1月下旬、米アナハイムで開催された楽器展示会「The NAMM Show 2019」に、「次世代完全ワイヤレス・イヤホン TM2」を出展。2019年春の発売を予定し、正式な製品発表は3月頃の予定。

こちらはQualcommの「QCC3026」SoCを採用することでハイスペックを実現。コーデックはAAC、aptX、SBCに対応と確実に性能向上。やはり耳掛けスタイルになってしまいますが、音質的には期待できそう。次はソニーあたりの参入が期待されます。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2019 動画も紹介


明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い致します。

今年も元旦は恒例のウィーン・フィル ニューイヤーコンサートをEテレの生放送で観ました。
今年の指揮はクリスティアン・ティーレマンが初めて登場しました。

曲目的には今回新登場のものが5曲あり、このあたりも恒例といった感じです
(それだけシュトラウスファミリーの曲が多いわけです…)。

ティーレマンの指揮は特に気になるところもなく、よく言えば堅実で無難、
悪く言えば霊感のようなものが希薄でルーティンワーク的な印象、といった感想が多いように思います。

往年の巨匠と比べればこれは、という突出したものが感じられないようでもあり、
このあたりはマンネリ化しているようなこのコンサート自体も含め、
これからのクラシック演奏界を考えると少し気になります。

そういう意味ではマンネリやルーティンワークを打破できそうな人選を行ったベルリン・フィルの首席指揮者人事は
やはりたいしたものだと思います。

来年はアンドリス・ネルソンスが初登場。
新時代の指揮者としてすでに名前も確立しつつある彼ならどんな演奏をするのかは大いに興味があります。

ニューイヤーコンサートの動画はまだ全曲分のものはYouTubeに上がっていませんが、15分くらいのがあったのでご紹介しておきます。


ところで、2018年末には新4K8K衛星放送がスタートしました。残念ながらこのウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2019は4K以上での生放送はまだありませんでした。来年からは実現されるでしょうか。

もっとも私自身、まだ4Kチューナーを入手していませんが。ただ、早くも4Kチューナー内蔵テレビはハイセンスから43型で実売6万円程度、50型で7万円程度の安さで出ています。東芝映像ソリューションを傘下に収めているだけあり、REGZAエンジンを搭載し、画質も一般ユーザーレベルなら納得のレベル。それでも4K受信環境の普及はまだほとんど進んでいないそうで、世間はなかなかハイレゾオーディオもそうですが、一定以上の音質や画質にはあまり興味がないようです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

国内初ハイレゾストリーミング配信「mora qualitas」'19年初春開始!

ソニー・ミュージックエンタテインメントは、国内初の96kHz/24bitまでのハイレゾ音源を含む、ロスレス圧縮方式のストリーミング音楽配信「mora qualitas(モーラ クオリタス)」を2019年初春からスタートすると発表しました。利用料は月額1,980円。

楽曲数は未定。対応デバイスはWindows、Macで、「まずはPCユーザーに向けて提供し、次世代高速モバイル通信システム“5G”の実用化を目処に、スマートフォン向けのサービス展開も予定。さらにはオーディオ機器を中心とした、その他のハードウェアや音楽アプリとの連携も視野に入れている」としています。

ハイレゾ音源は44.1~96kHz/24bitのFLACで配信、CD音質の44.1kHz/16bitでも配信します。

ついに、国内でのハイレゾストリーミング定額サービスが始まります。

海外ではTIDAL、Qobuz、Deezerがハイレゾストリーミング定額サービスを始めているようですが、いずれも日本からの利用はできず、国内初という点で大きなニュースです。また、大手レコード会社自身によるサービスということでも大きな動きとなります。

TIDAL、Qobuz、Deezerの配信ラインナップがわからないので何とも言えませんが、クラシックのラインナップはどんなものなのでしょう。これまでmoraで配信されている新旧のメジャーレーベル系ハイレゾ音源(SONY系に加え、ユニバーサルミュージック、ワーナーも含む)がそのまま配信されるというならかなり大きいですが。そうなると既存のmoraハイレゾ配信との住み分けはどうするのかも気になります。

ただ、聴き放題とはいえ、手元に音源データをダウンロードして残したり、好きな機器にデータを移して聴けないとすれば、ライトユーザーはともかく、本格的なオーディオ愛好家にとっては魅力は減退します。

また、ハイレゾといっても、96kHz/24bitのFLACが最高なので、192kHz以上のPCM音源やDSD音源はありません。このあたりが単売のダウンロード販売と住み分けできるポイントかもしれません。

個人的には手元にデータは残したいし、DSDも聴くのですが、それでも幅広い音源を96kHz/24bitで聴けるのも魅力なので、ストリーミングとダウンロード販売の両方を利用するというオーディオ愛好家も少なくないのではないでしょうか。

ソニーとしては来年発売以降のウォークマンで対応できるようにしてくれるのでしょうか。PCだけからの利用しかできない状況は一刻も早く抜け出さないと普及はおぼつかないでしょう。

来年の今頃にはハイレゾストリーミング定額サービスが普通になっている、そんなことはあるでしょうか。


テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

「TPP11」12月30日発効!クラシックのパブリックドメインはどうなる?

TPP11の今年12月30日の発効が決定しました。これにより、著作権および著作隣接権の保護期間がこれまでの50年から70年へと延長される法律も12月30日に有効になります。

そのため、2018年からは当分の間、新たに著作権および著作隣接権が切れて、クラシック音楽録音のパブリック・ドメインに作品が増えることはありません。

現在までにすでにパブリック・ドメインとなっている録音の権利が復活することはありません(移行措置)。

大変残念です。これで日本国内で合法的に1968年以降に発売された録音を格安や無料で配布、販売することは当分できません。有名な「Blue Sky Label」のようなサイトの運営に影響をきたさないかが大変気がかりです。

これでも抜け道はあるかと思っていました。

というのもEUの著作隣接権は70年です。著作権は相互主義の原則があるので、双方で保護期間が異なる場合、短い方を適用することになっているのです。これに着目すれば現在フランス資本の傘下になっているユニバーサルミュージック系音源(DG、デッカ、旧フィリップスなど)なら来年以降も日本国内で自由に公開できそうです。

ところが、「Blue Sky Label」の管理人さんが文化庁に問い合わせたところ、答えは「No」でした。著作隣接権は「相互主義」が適用される著作権に含まれると明記されていないから、著作隣接権には「相互主義」は適用されないと解釈されるとのためだそうです。
TPP11発効に伴う著作権法の改訂について

これには異論の余地もありますが、どうしてもはっきりさせるには裁判を起こすしかなく、個人レベルではまず無理で、パブリックドメイン音源を扱う業者のような人が行動するしかないでしょう。

クラシック音楽のステレオ初期の録音には演奏、録音ともに大変素晴らしいものが大量にあります。これを無料でしかもCD品位でダウンロードできる「Blue Sky Label」も大変すばらしい存在です。すでにアップされている音源も膨大ですので、楽しむのには十分です。これからも「Blue Sky Label」にはサイト存続を頑張って欲しいと思いますが…。

EU内でクラシック音源を無料配布するサイトができることも期待します。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

HIFIMAN R2R2000


新製品オーディオ機器紹介。中国のHIFIMANは、同社フラグシップとなるポータブルオーディオプレーヤー(DAP)・R2R2000を11月8日に発売。オープン価格で実売約25万円程度です。

昨今、このくらいの価格のDAPは珍しくなく、そのソニーに至ってはついに国内価格で95万円という超弩級機も出すことになりました。

そんななか、DAPの個性を打ち出すのも難しくなってきていますが、それでもCayinのN8というモデルでは、コルグ社が新開発した真空管・Ntubeを搭載するなど、各社工夫しています。

本機でも世界初というポイントを2つ押さえています。

一つはDAPとして世界で初めてDACチップにバーブラウンPCM1704を使用したこと。PCM1704は、SACD登場以前の1998年ごろ登場したチップで、抵抗ラダー型で24bit/96kHz変換を実現している正真正銘のマルチビットDAC。その後、フォーマットが24bit/192KHz対応とDSD対応が必要な状況になったことや、製造コスト、技術の面から、マルチビット型DACは作られなくなっています。そうしたことや、本機の音質もあって、PCM1704を特別視する向きも一部にはあります。2000年代まではこのチップを使った中~高級機のCDプレーヤーや単体DAC、AVアンプなどが結構ありました。

いずれにしてもHIFIMANにはPCM1704でなければ、という強い思いがあったことは間違いありません。その選別品である「PCM1704K」をデュアルで搭載(PCM1704はモノラルDACなのでステレオ変換には最低でも2基必要)。「世界で最後に残っている新品ストックを使用した」と謳うほどです。

再生対応フォーマットは、FLAC、DSD、MP3、WAV、ALAC(Apple Lossless)、AACなど。さすがにDSDにも対応します。PCM変換となりますが。3.5mmのヘッドホン出力と、4.4mmバランスのヘッドホン/ライン兼用出力を装備。

省エネモード時は約35時間というロングバッテリーも特徴。外形寸法は97.4×56×13.1~18.8mm(縦×横×厚さ)、重量は142g。

USB-DACとしても利用可能で、USB Type-C入力により最大384kHz/24bit再生をサポート。スマートフォンなどのUSB-OTG接続と、パソコン接続の両方に対応。このあたりは最新機らしい内容です。

さらにもう一つの世界初。ファーウェイ製スマートフォン「P20」などが対応している、高音質Bluetoothオーディオ技術のHWA(LHDCコーデック)に対応した世界初のDAPです。Bluetoothで最大24bit/96kHzのハイレゾ相当品位でワイヤレス再生できます。LDACがすでにあるだけに、どれだけ意味があるのか難しいところではありますが。

高級機ながら結構な個性派であるのは間違いありません。ポータブルプレーヤーに凝っている現代のユーザーにとって、このPCM1704採用というのがどれほどの魅力を持っているのか、興味深いところではあります。PCM1704採用の据え置きプレーヤーを持っている一人としても。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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Author:がふ☆がふ
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