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Olasonic TW-S9 Bluetooth対応モデル

オーディオビジュアルイベント・「OTOTEN 2019」が6月29、30日に開催されました。基本的には単品コンポの展示会ですが、今回は、イベント直前に発表され、この「OTOTEN 2019」でいきなり試聴可能な実機が展示されたソニーの「MDR-M1ST」が話題を最も集めたようです。なにしろ、あのMDR-CD900STの発展的バリエーションモデルとして登場した、新モニターヘッドホンです。ハイレゾやリケーブル、バランス接続にも対応と、まさに新時代のモニターヘッドホンです。

ただ、「MDR-M1ST」についてはすでに各所で話題になっているようですし、どちらかというと、音楽制作者向けの道具で、純粋な音楽鑑賞向けではない面もあるので、とりあえず、あまり深くは取り上げないでおきます。

今回の「OTOTEN 2019」では単品コンポではデノンの新フラグシップになりそうなプリメインアンプとSACDプレーヤー「Model X」や、ワイヤレスでのハイレゾ再生が可能なアクティブスピーカー・DALIのCALLISTあたりが気になりましたが、オラソニックのコンパクトな卵型スピーカーの新作も気になりました。

発売中で、ハイレゾ再生にも対応する「TW-S9」に新たにBluetooth入力も付けたモデル。このモデルの特徴はLDACとaptX HDコーデックにも対応し、Bluetoothでもハイレゾ相当の高品位伝送が可能なところ。

LDACとaptX HDコーデックに対応するアクティブスピーカーはまだまだ少なく、あったとしても一体型のBluetoothスピーカーばかり。LDACの開発元であるソニー、LDAC採用に積極的なTEACでさえそうです。

それだけに、左右が分離した本格的なステレオスピーカータイプのBluetoothスピーカーである「TW-S9」のLDAC/aptX HDコーデック対応はなかなか競合のいない面白いところを突いています。

LDAC/aptX HDコーデック受信の普及がヘッドホンやポータブルオーディオプレーヤー(DAP)では進みつつあること、また、対応DAPでは中国メーカーが多いことなどに、現在のオーディオ業界の状況が見えてきますが。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

エソテリックのSACD復刻、シューベルト:アルペジオーネ・ソナタなど



エソテリックが「名盤復刻シリーズ」より、SACDハイブリッド盤3タイトルを6月20日から発売します。内容は以下の通りです。

ブラームス:ハンガリー舞曲集(全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1982年4月5日、6月1-2日にウィーン、ゾフィエンザールで録音
原盤:DG
品番: ESSG-90200
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 3,611円+税


シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
シューマン:幻想小曲集/民謡風の5つの小品
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
マルタ・アリゲリッチ(ピアノ)
1984年1月にスイス、ラ・ ショー=ド=フォンにある音楽ホール、サル・ド・ムジークで録音
原盤:フィリップス
品番: ESSD-90201
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 3,611円+税


ハイドン:交響曲集
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
オランダのユトレヒト「フレーデンブルフ音楽センター」、ナイメヘン「コンサートホール」、アムステルダム「コンセルトヘボウ」などで1988年から1995年にかけて録音
品番: ESSD-90202/04(3枚組)
仕様: Super Audio CDハイブリッド
定価: 10,833円+税

このところのこのシリーズの特徴として、デジタル録音初期の16bit/44.1kHzマスター時代のSACD化が続いています。それでも売れているから継続しているのでしょう。それなら自分で同じ録音のCDを買って、PCソフトでDSD化すればよいように思うのですが、それ以上と思わせるほどエソテリックのDSDマスタリングがうまいということなのでしょうか。

エソテリックの16bit/44.1kHzマスターのDSDマスタリングは、高域の付加や、微小信号の補完を行っているものなのかも気になります。

アナログ時代の録音でSACDやハイレゾが出ている録音で、自分でCD音源からまず24bit/88.2KHzに某ソフトを使って、高域の付加と、微小信号の補完を行い、さらにAudio GateでDSD変換したことがあります。滑らかで情報量も多い音に変わったので、まずは満足でしたが、その後、本物のハイレゾ音源を聴くと、確かに鮮度感やリアルさが違うように聴こえ、なかなか難しいものだと感じたことがあります。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

RAAL SR1a

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春のヘッドフォン祭り2019が4月27、28日の2日間にわたって開催されました。毎回、ポータブルオーディオ機器だけでよくもこんなに新製品が発表されるものだと感心しますが、真に個性的で革新的な製品はそうはありません。

そんななか、今年の展示品でこれは、と思ったのは、セルビアのメーカー・RAALの「SR1a」というヘッドホン。

なんと、世界初のリボンドライバー採用ヘッドホンとのこと。スピーカーのツイーターには使われることのある形式で、このメーカーもスピーカー用のリボンツイーターを作っているのだそうです。本機では30Hz~30kHzまでの再生が可能と、高音用というリボンのイメージではなく、フルレンジで使っているのも不思議な感じ。

画期的なのはそれだけではなく、形状というか形式も、ハウジングを持たずに、耳のそばに発音体をぶら下げるような形のフルオープンスタイル。AKGのK1000という伝説的なヘッドホンで見られた形に近いようです。

さらに、駆動にはヘッドホンアンプではなく、スピーカー用のアンプが必須。しかも、アンプからのスピーカー出力を専用のアダプター?を介して本機と接続するという面倒臭い仕様です。

バッフル部分はカーボンファイバー製。ステンレススプリングスチールヘッドバンド、アルミリボンドライバー、低反発クッション、ラムスキンレザーなどで構成。ヨーロッパの職人によって、セルビアで製造されているなど、普通にできる部分も?高品位志向。

価格は45万円程度を予定とのこと。音が良ければこれはたいした問題ではないでしょう。

さて、音質についてはすでにネット上のニュース記事やツイッターなどに上がり始めていますが、これまでのヘッドホンとは異なる素晴らしいもののようです。ヘッドホンリスニングの限界がまた一歩、リアルに近づいたエポックメイキング的なモデルになるのかもしれません。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

カラヤン&ウィーン・フィルの英デッカ録音がSACDシングルレイヤー化

往年のアナログ録音のタワーレコード独自企画によるSACD化が続いています。

今度はデッカ創立90周年、カラヤン没後30年記念として、カラヤン&ウィーン・フィルの英デッカ録音3枚がSACDシングルレイヤー化[SACD[SHM仕様]]<初回生産限定盤>。

・ブラームス:交響曲第1番・第3番、悲劇的序曲
・ハイドン:交響曲第103番≪太鼓連打≫・第104番≪ロンドン≫/ベートーヴェン:交響曲第7番
・グリーグ:劇音楽≪ペール・ギュント≫から/アダン:バレエ≪ジゼル≫

の3枚。

発売日は2019/05/22 価格¥4,644

CD層のないSACDシングルレイヤーのため、CD1枚よりも多い収録時間が可能になっています。

アナログ時代の名録音のハイレゾ化は進んでいますが、ただでさえニッチな市場をSACDとハイレゾ配信と分かれてしまっているのはちょっと気がかり。タワーレコードでハイレゾ化された音源が配信もしてくれればよいと思うのですが。それも汎用性の高いPCMでお願いしたいところです。DSDでもよいのですが。

いずれにしても、上記3枚のハイレゾ化音源はぜひ聴いてみたいと思うところです。このうちブラームスの3番はエソテリックのSACDもあり、リマスタリングの比較も興味深いところです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

UCOTECH ES-P1

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気になるオーディオ製品をご紹介。UCOTECH ES-P1は、現在では珍しい高級インナーイヤー型イヤホンを販売しているUCOTECH(ユコテック)による新製品。3月3日に41,000円で発売されます。

ユニットはダイナミック型ながらも独自の「Heating and Vacuum Air Bonding Method」によるダブルドーム振動板を採用。ユニット径は14.8mm。本体は真鍮製でダイヤカッティングで美しいデザイン。ボディにはPVDコーティングによる保護と超撥水コーティングも施しています。

インピーダンスは160Ωで、感度は100dB/mW。周波数特性は10Hz~40kHz。いわゆるハイレゾ対応の広帯域を確保しています。

ブランド初というMMCX規格でのケーブル着脱にも対応。ケーブルは、OFC 99.999%の高純度無酸素銅を銀コーティングした8芯仕様。3.5mmのステレオミニ端子と、2.5mmバランス端子の計2種類のY型ケーブルを付属しているので、2.5mm径タイプのDAPであれば何も買い足さずにバランス接続が楽しめます。

UCOTECHは数々の有名メーカーのイヤホンやヘッドホンの開発、生産、チューニング指導を行う開発責任者を数十年に渡って勤めたエンジニアが独立して立ち上げたという国内メーカーで、その確かな耳による製品の高音質ぶりは新興メーカーながらすでに高い評価を確立しています。

大きな特徴として、最近以前に比べて大幅に減少しているインナーイヤー型イヤホンに力を入れていること。カナル型の音漏れは防げるけれど閉塞感のあるサウンドへのアンチテーゼがあるようです。以前は主流だったインナーイヤー型の自然で開放的な音場再現性を重視しているということです。

これまで、ES503、ES505、ES703、ES903、そして女性ボーカル専用を謳うES1003Diva、最上位モデルのES1103Grandioseといったモデルを出してきました。そして、今回がブランド集大成のような最上位モデルというわけです。

イヤホン業界の拡大の割にはインナーイヤー型は復権せず、それでもオーディオテクニカが実売5万円前後という高級機・ATH-CM2000Tiを2018年終わりに投入し、高級インナーイヤー型が活性化するかもしれない状況です。ATH-CM2000Tiは聴いてみたいところですが、一般的な量販店では置いてくれないようです…。

私もかなり以前からポータブルオーディオに親しんでいる関係上、インナーイヤー型には慣れ親しんできました。むしろ、イヤホンといえばインナーイヤー型なくらいですが、昨今のカナル型への主流の移行は驚くべきです。その背景にはどうしても音漏れを防いで公共の場での迷惑を無くそうという社会的背景があるのでしょう。

一方、家の中で聴くのであれば開放型も含めたヘッドホンとなるのでしょうから、なかなかインナーイヤー型の入る余地は少ないのかもしれません。ただ、世界的に大変普及しているアップルの純正イヤホンはインナーイヤー型なのですが。

本機の注目ポイントは価格やスペックよりもMMCXリケーブルとバランス接続への対応でしょう。最近の有線イヤホンではこれが当たり前。ところが国内メーカーのインナーイヤー型でこれらに対応するものは思い当たらないくらい。これだけでも意義のある製品です。MMCXリケーブルに対応したもっと安いインナーイヤー型イヤホンはいわゆる中華メーカーには簡単に見つかりますが。ただ、バランス接続に対応できるかは別問題ですので、注意が必要です。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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がふ☆がふ

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