HiBy R3

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新製品オーディオ機器紹介 。

中国HiBy Music Information Technologyはスマホ連携で対応DAPをコントロールできるアプリ「HibyLink」の開発で注目されている新興メーカー。

ここが自社DAPを2機種発売。その国内代理店に飯田ピアノが名乗りを上げ、国内でも簡単に買えるようになります。

具体的には「HiBy R6」と「HiBy R3」を5月中旬に発売し、価格はR6のステンレスモデルが69,800円、アルミニウムモデルが59,800円。 R3は26,800円で発売するとしています。

ここでは2万円台半ばのDAPとして現在、最もコストパフォーマンスが高いのではないかと思えるほど内容の充実したR3をご紹介。

DACはESS ES9028Q2Mを搭載。SoCはIngenic X1000 1GHz。HibyOSと呼ぶ独自OSに対応。アプリ「HibyLink」にも当然対応。画面と操作系は3.2型IPSマルチタッチスクリーンを採用。

PCM系は最大64bit/384kHz、DSD 11.2MHz再生に対応と十分なスペック。さらに、2.5mm4極バランス出力も搭載。これだけでもこの価格としては十分。

さらに、AirPlayやDLNAを利用したワイヤレス再生に対応。USB-DAC機能も装備。この価格ではこれは豪華。さらにさらにBluetoothにも対応。これは現時点ではaptX対応ですが、内部的にはLDAC対応可能で、今後のアップデートで対応する予定らしいです。

また、ハイレゾストリーミングにも対応。TIDAL対応なので、現時点ではハイレゾでのストリーミング自体は日本では使えませんが、将来的には使えるかもしれません。ちなみに、HiByはハイレゾストリーミング再生可能なスマホアプリ「HiByMusicPlayer」を開発しているメーカーです。TIDAL以外にも対応できる可能性も高いです。

あまり重要視する人はいないかもしれませんが、パラメトリックイコライザーも装備し、音質調整機能もしっかり備えます。内蔵バッテリーでは最大11時間音楽再生可能。

国内サイトがまだないため、もう少し細部がわからない点もありますが、これだけでも十分。音質がどうでもいいくらいです。Android OSではないとか、USB出力はどうなのかが気になるくらい。

もう国内発売されているくらいのタイミングかと思いますが、まだのようで、少し遅れているのでしょうか。国内発売後の購入ユーザーのレビューが大いに注目です。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

アンタル・ドラティの芸術(75CD)

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クラシック輸入廉価ボックス情報。アンタル・ドラティの芸術(75CD)

稀代のオーケストラビルダーとして鳴らしたアンタル・ドラティ(1906-1988)の1937年から1967年にかけての録音の集成。没後30周年記念リリースだとか。ステレオ録音期に関してはおもにマーキュリーとデッカ録音なので、録音のよさも大いに期待できます。

どうやら著作隣接権が切れたパブリックドメイン音源をヒストリカルレーベルが発売するもののようです。

アンタル・ドラティを中心にしたマーキュリー録音はこの時代の録音にしてSACD化されるものもあるほどで、ステレオ初期の優秀録音の代表格のひとつです。それはドラティ自身が育てたと言える女性録音プロデューサー・ウィルマ・コザートの卓越した録音によって成し遂げられています。

マーキュリー録音自体はすでに廉価ボックスで出ていますが、それを持っていない人には今回のボックスはデッカ録音も含まれる点でも価値はありましょう。

ドラティはデジタル録音初期にもデッカで優秀録音を連発していて、本当に優秀録音に縁のある人です。しかし、それは偶然ではなく、ウィルマ・コザートを育てたように、彼自身が録音の重要性を認識していたからです。

このボックスにその刻印が刻まれていることでしょう。ただ、マーキュリーのアナログ録音はCDの器には入りきらないとも言われていて、最初のCD化にウィルマ・コザート自身がマスタリングした際にも大変苦労したという逸話が残っているほどです。

そう考えると、マーキュリー録音はもっとSACD化は無理でもハイレゾ配信化も期待したいところです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

SONY STR-DH190


新製品オーディオ機器紹介 。

ソニーがひさびさにエントリークラスのプリメインアンプをモデルチェンジしました。ステレオプリメインアンプ「STR-DH190」を4月21日に発売。価格は22,500円。

2009年発売のSTR-DH100(3万円)の後継機です。2010年の記事で紹介していました。
ソニーのエントリークラスプリメインアンプ STR-DH100 その設計意図は?

今回は前機種よりも大幅に低価格化しています。同時発表のAVアンプと同じシャーシを使うことなどで低価格化を実現させたというのが理由のようです。

それでいて機能面は充実。MMカートリッジ対応のフォノ入力を備えレコードプレーヤーと接続でき、Bluetooth入力も備えます。いずれも先代にはないものです。フォノは最近のレコード復活人気に、Bluetoothはこの数年での爆発的な普及に応じたもの。FMラジオも搭載し、ワイドFMにも対応。先代はAMにも対応していましたが。

BluetoothはAACとSBCコーデックに対応。また、ペアリングしたスマートフォンからBluetoothで音楽再生した際に、本機の電源がオフの状態でも起動できるBluetoothスタンバイ機能も備えています。AACはiOS機との接続に便利ですが、ここはLDACコーデックにも対応して欲しかったところです。

デジタル入力はBluetoothワイヤレスのみで、有線でのデジタル入力はSFDIF、USB、ネットワークのいずれも持ちません。

アンプ部は広帯域かつローノイズを実現したというリニア広帯域パワーアンプを搭載。広帯域ということで、ハイレゾロゴも取得しています。

D級ではなく、従来どおりのアナログアンプです。最大出力は100W×2ch(8Ω)。これは先代の150Wに比べ落ちてはいますが、現代の日本の平均的な環境と、このクラスのアンプを使うユーザーを考慮すれば妥当なものでしょう。

先代のスペックで多少おかしいと思っていた、スピーカー対応インピーダンスは6Ωからになっています(先代は8Ωからという謎仕様)。

また、底面に「X」型のエンボス加工を施すことによって剛性を高めたXエンボスデザインの新シャーシを採用。

アナログ入力5系統(RCA×4、ステレオミニ×1)、フォノ入力1系統を装備。アナログ出力は1系統。スピーカー出力は2系統で、A or B、またはA + Bの切り替えが可能。ヘッドホン端子も備えます。

外形寸法は430×284×133mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9kg。消費電力は200W。リモコンが付属。

正直、よくわからない印象もあります。今時、フルサイズのステレオ専用かつ、有線でのデジタル入力に対応しない安価なプリメインアンプとは。この安さでソニーの新製品アンプが手に入るというのがメリットでしょうか?

Bluetooth入力がメインになるくらいの気持ちなのでしょうが、それならミニサイズが良かったような。

それでも、STR-DH100よりは安く、しかも妥当な内容は備えていると思います。コストを抑えるためにAVアンプの筐体を流用しているのはプライドを捨てているようにも思えますが。それだけなりふり構わず発売している意気込みの表れと取りたいです。

プリメインアンプ+SONY

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)



クラシック輸入廉価ボックス情報。クラウディオ・アラウ/フィリップス録音全集(80CD)
Complete Philips Recordings Box set, Import
Claudio Arrau

クラウディオ・アラウ(Claudio Arrau)がフィリップスとアメリカ・デッカに行った全録音に、ドイツ・グラモフォンにレナード・バーンスタインと行ったベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のライヴ録音を加えたという80枚組。

ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、シューマン、リスト、ショパンといったピアノ演奏の中心的レパートリーが豊富に収録されています。特にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は2度録音され、定番の座も確立していました。

かつてはドイツ系ピアニストの正統派としてかなり高いポジションにあったと思いますが、時代が進むにつれて、近い時代のバックハウスなどとともに、往年よりは存在感が薄れていたように思います。

2010年代ごろからは激安輸入廉価ボックスが増え、ステレオ期に活躍した往年のピアニストの録音にも再び脚光が当たるようになりました。ケンプなどがその代表でしょう。

ところが、デジタル録音も少なくないアラウに関しては、こうした輸入廉価ボックスの流れに取り残されていたようだったのです。私もてっきり彼の主要な録音を行ったフィリップス録音の集成ボックスが廉価で出ていたと思っていましたが、なんと、まだでした(通常価格の集成や作曲家別のボックスは出ていたようですが)。

たしかに、アラウの録音に触れる機会はあまりなかったのが個人的なところです。手元にはベートーヴェンのソナタ全集の旧盤、ショパン、リスト、モーツァルトのソナタ全集などがあり、今回のボックスをあえて買うというのは難しい感じです。

個人的な収集事情は置いておいて、彼のベートーヴェンのソナタ全集は、バックハウスやケンプに比べて、楽譜に忠実という基本的な部分では優れていて、ベートーヴェンの意図を音から聞き取ろうという意味では大変意義のある演奏だと思います。やはり、20世紀のピアノ演奏を語る上で外せない録音群であることは間違いないでしょう。

発売日・価格情報
HMVまとめ買い価格(税込) :¥25,613   発売日:2018年03月13日



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

FiiO Q1 MarkII


オヤイデからエミライに代理店が変わった中国のFiiOからUSB-DAC内蔵ポータブルアンプ「Q1 Mark II」が2018年2月中旬に発売されました。

14,250円(税込)と単に「USB-DAC内蔵ポータブルアンプ」というなら取り立てて安くはありませんが、内容を見ると驚異のハイCP機です。

なんとこの価格で2.5mm 4極バランス出力も備え、DSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応、接続可能機器も豊富という、価格からするとまさにモンスター級の装備。

外形寸法は59×99×12.5mm(幅×奥行×厚み)、重量は101.5gとまずまずコンパクトで、連続駆動時間はUSB入力利用時で約10時間、アナログ入力で約20時間駆動可能。そう、アナログ入力も省略せずにしっかり対応しています。

DACに旭化成エレクトロニクスの「AK4452」を搭載。これによりDSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまでのハイスペックデータに対応。micro BのUSB入力を備え、Android端末やPC、iOS機器とのデジタル接続が可能。XMOSのUSBコントローラーを採用し、USBでのアシンクロナス伝送ができます。AppleのMFi認証も取得し、付属のLightning-micro BケーブルでiPhoneなどiOS機と直結して利用できます。

ヘッドホン出力は2.5mm 4極バランス端子と3.5mmアンバランスのステレオミニを各1系統装備。出力は200mW(BAL/32Ω)、75mW(PO/32Ω)。推奨ヘッドホンインピーダンスは16Ω~150Ω。対応インピーダンスが高い側にそれほどでもないのが価格なりの弱点。High/Lowのゲイン設定や、ディスクリート方式の専用回路を使ったBass boost機能も搭載。

アンプ部は左右独立構成のローパスフィルター、ボリューム、バッファ段によるオーディオ回路を採用。ボリュームには新日本無線のデジタルボリューム(NJU72315)を採用。ギャングエラーもありません。

これは大変なハイCP機です。すでに価格コムのヘッドホンアンプ部門で1位になっています(記事執筆時点)。

ただ、今や2.5mm 4極バランス出力を備えた日本メーカー製DAPが型落ちとはいえ2万円で買えます(オンキヨーDP-S1、パイオニアXDP-30R)。DSD 11.2MHz対応は魅力かもしれませんが、そんな音源多くはありませんし。

とは言え、本機はAndroid/iOS機と接続してハイレゾ&バランス接続できるのが魅力。ケーブル類を買う必要もありません。やはり、使用形態によっては現在最高のお得機。ハイCPポタアン界の革命児、とは言いすぎでしょうか。

代理店が変わったばかりのFiiOですが、同時期発売のDAP・X3 Ⅲ、X7 Ⅱも好評で、快進撃が続いています。今後も引き続き期待できそうです。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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