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RAAL SR1a

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春のヘッドフォン祭り2019が4月27、28日の2日間にわたって開催されています。毎回、ポータブルオーディオ機器だけでよくもこんなに新製品が発表されるものだと感心しますが、真に個性的で革新的な製品はそうはありません。

そんななか、今年の展示品でこれは、と思ったのは、セルビアのメーカー・RAALの「SR1a」というヘッドホン。

なんと、世界初のリボンドライバー採用ヘッドホンとのこと。スピーカーのツイーターには使われることのある形式で、このメーカーもスピーカー用のリボンツイーターを作っているのだそうです。本機では30Hz~30kHzまでの再生が可能と、高音用というリボンのイメージではなく、フルレンジで使っているのも不思議な感じ。

画期的なのはそれだけではなく、形状というか形式も、ハウジングを持たずに、耳のそばに発音体をぶら下げるような形のフルオープンスタイル。AKGのK1000という伝説的なヘッドホンで見られた形に近いようです。

さらに、駆動にはヘッドホンアンプではなく、スピーカー用のアンプが必須。しかも、アンプからのスピーカー出力を専用のアダプター?を介して本機と接続するという面倒臭い仕様です。

バッフル部分はカーボンファイバー製。ステンレススプリングスチールヘッドバンド、アルミリボンドライバー、低反発クッション、ラムスキンレザーなどで構成。ヨーロッパの職人によって、セルビアで製造されているなど、普通にできる部分も?高品位志向。

価格は45万円程度を予定とのこと。音が良ければこれはたいした問題ではないでしょう。

さて、音質についてはすでにネット上のニュース記事やツイッターなどに上がり始めていますが、これまでのヘッドホンとは異なる素晴らしいもののようです。ヘッドホンリスニングの限界がまた一歩、リアルに近づいたエポックメイキング的なモデルになるのかもしれません。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

カラヤン&ウィーン・フィルの英デッカ録音がSACDシングルレイヤー化

往年のアナログ録音のタワーレコード独自企画によるSACD化が続いています。

今度はデッカ創立90周年、カラヤン没後30年記念として、カラヤン&ウィーン・フィルの英デッカ録音3枚がSACDシングルレイヤー化[SACD[SHM仕様]]<初回生産限定盤>。

・ブラームス:交響曲第1番・第3番、悲劇的序曲
・ハイドン:交響曲第103番≪太鼓連打≫・第104番≪ロンドン≫/ベートーヴェン:交響曲第7番
・グリーグ:劇音楽≪ペール・ギュント≫から/アダン:バレエ≪ジゼル≫

の3枚。

発売日は2019/05/22 価格¥4,644

CD層のないSACDシングルレイヤーのため、CD1枚よりも多い収録時間が可能になっています。

アナログ時代の名録音のハイレゾ化は進んでいますが、ただでさえニッチな市場をSACDとハイレゾ配信と分かれてしまっているのはちょっと気がかり。タワーレコードでハイレゾ化された音源が配信もしてくれればよいと思うのですが。それも汎用性の高いPCMでお願いしたいところです。DSDでもよいのですが。

いずれにしても、上記3枚のハイレゾ化音源はぜひ聴いてみたいと思うところです。このうちブラームスの3番はエソテリックのSACDもあり、リマスタリングの比較も興味深いところです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

UCOTECH ES-P1

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気になるオーディオ製品をご紹介。UCOTECH ES-P1は、現在では珍しい高級インナーイヤー型イヤホンを販売しているUCOTECH(ユコテック)による新製品。3月3日に41,000円で発売されます。

ユニットはダイナミック型ながらも独自の「Heating and Vacuum Air Bonding Method」によるダブルドーム振動板を採用。ユニット径は14.8mm。本体は真鍮製でダイヤカッティングで美しいデザイン。ボディにはPVDコーティングによる保護と超撥水コーティングも施しています。

インピーダンスは160Ωで、感度は100dB/mW。周波数特性は10Hz~40kHz。いわゆるハイレゾ対応の広帯域を確保しています。

ブランド初というMMCX規格でのケーブル着脱にも対応。ケーブルは、OFC 99.999%の高純度無酸素銅を銀コーティングした8芯仕様。3.5mmのステレオミニ端子と、2.5mmバランス端子の計2種類のY型ケーブルを付属しているので、2.5mm径タイプのDAPであれば何も買い足さずにバランス接続が楽しめます。

UCOTECHは数々の有名メーカーのイヤホンやヘッドホンの開発、生産、チューニング指導を行う開発責任者を数十年に渡って勤めたエンジニアが独立して立ち上げたという国内メーカーで、その確かな耳による製品の高音質ぶりは新興メーカーながらすでに高い評価を確立しています。

大きな特徴として、最近以前に比べて大幅に減少しているインナーイヤー型イヤホンに力を入れていること。カナル型の音漏れは防げるけれど閉塞感のあるサウンドへのアンチテーゼがあるようです。以前は主流だったインナーイヤー型の自然で開放的な音場再現性を重視しているということです。

これまで、ES503、ES505、ES703、ES903、そして女性ボーカル専用を謳うES1003Diva、最上位モデルのES1103Grandioseといったモデルを出してきました。そして、今回がブランド集大成のような最上位モデルというわけです。

イヤホン業界の拡大の割にはインナーイヤー型は復権せず、それでもオーディオテクニカが実売5万円前後という高級機・ATH-CM2000Tiを2018年終わりに投入し、高級インナーイヤー型が活性化するかもしれない状況です。ATH-CM2000Tiは聴いてみたいところですが、一般的な量販店では置いてくれないようです…。

私もかなり以前からポータブルオーディオに親しんでいる関係上、インナーイヤー型には慣れ親しんできました。むしろ、イヤホンといえばインナーイヤー型なくらいですが、昨今のカナル型への主流の移行は驚くべきです。その背景にはどうしても音漏れを防いで公共の場での迷惑を無くそうという社会的背景があるのでしょう。

一方、家の中で聴くのであれば開放型も含めたヘッドホンとなるのでしょうから、なかなかインナーイヤー型の入る余地は少ないのかもしれません。ただ、世界的に大変普及しているアップルの純正イヤホンはインナーイヤー型なのですが。

本機の注目ポイントは価格やスペックよりもMMCXリケーブルとバランス接続への対応でしょう。最近の有線イヤホンではこれが当たり前。ところが国内メーカーのインナーイヤー型でこれらに対応するものは思い当たらないくらい。これだけでも意義のある製品です。MMCXリケーブルに対応したもっと安いインナーイヤー型イヤホンはいわゆる中華メーカーには簡単に見つかりますが。ただ、バランス接続に対応できるかは別問題ですので、注意が必要です。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

TRN BT20



気になるオーディオ製品をご紹介。TRN BT20は現時点で世界初の商品化と思われる「完全ワイヤレスイヤホン型Bluetoothレシーバー」。

つまりは、MMCX規格や2pin規格でのケーブル着脱(リケーブル)に対応している有線イヤホンにこのレシーバー(アダプター)を付ければ、お好みのイヤホンを今はやりの「完全ワイヤレスイヤホン」化できてしまうという便利アイテム。国内アマゾンで簡単に買えます。価格は約4,600円。

すでにイヤホン愛好家の多くが考えていた形態の製品ですが、ついに実用化。

世界初の製品を送り出したのは中国メーカー・TRN。いわゆる中華イヤホンを多数送り出しているメーカーです。TRNはすでに「TRN BT3」「TRN BT10」といった、MMCX/2pinイヤホンをBluetoothイヤホン化できるレシーバーを発売していました。いきなり完全ワイヤレス化レシーバーを出してくたわけではありません。

そのため、すでに製品仕様としてはなかなかの完成度。MMCX/2pin(0.75mm)/2pin(0.78mm)の3種類のコネクターに対応した製品をそれぞれ用意。このあたりも中華イヤホン界では当たり前のことなだけにお手の物。

Bluetooth 5.0に対応し、内蔵バッテリーでの連続再生時間:約6時間、スタンバイ時間:約180時間、充電時間:約2時間といったスペック。操作ボタンはクリック式で電源ON/OFF・再生/一時停止・曲スキップ・電話応答が可能と基本的な機能も一通り装備。対応コーデックは特に触れられていないため、SBCのみと思われます。

はじめから完全ワイヤレスイヤホンとして売っているモデルのように小型、軽量とはいかず、耳掛けヘッドホンのようなスタイルになってしまうので、好みは分かれるでしょう。

それでも、既存の完全ワイヤレスイヤホンの音質のレベルが低いと思っている人には朗報です。単体の完全ワイヤレス機では現在不可能な、また今後も出ないであろう5BAとか、2BA+2BAといった凝った構成のイヤホンも軒並み完全ワイヤレス化できてしまうのですから。

これを大手オーディオメーカーが一番乗りで作らなかったことも現在のポータブルオーディオ界の状況を示しています。

さて、どこの大手メーカーが本機に続くのか、はたまた次も中国メーカー(FIIOあたり)かと思っていたら、日本のフォステクスが発表しました。1月下旬、米アナハイムで開催された楽器展示会「The NAMM Show 2019」に、「次世代完全ワイヤレス・イヤホン TM2」を出展。2019年春の発売を予定し、正式な製品発表は3月頃の予定。

こちらはQualcommの「QCC3026」SoCを採用することでハイスペックを実現。コーデックはAAC、aptX、SBCに対応と確実に性能向上。やはり耳掛けスタイルになってしまいますが、音質的には期待できそう。次はソニーあたりの参入が期待されます。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2019 動画も紹介


明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い致します。

今年も元旦は恒例のウィーン・フィル ニューイヤーコンサートをEテレの生放送で観ました。
今年の指揮はクリスティアン・ティーレマンが初めて登場しました。

曲目的には今回新登場のものが5曲あり、このあたりも恒例といった感じです
(それだけシュトラウスファミリーの曲が多いわけです…)。

ティーレマンの指揮は特に気になるところもなく、よく言えば堅実で無難、
悪く言えば霊感のようなものが希薄でルーティンワーク的な印象、といった感想が多いように思います。

往年の巨匠と比べればこれは、という突出したものが感じられないようでもあり、
このあたりはマンネリ化しているようなこのコンサート自体も含め、
これからのクラシック演奏界を考えると少し気になります。

そういう意味ではマンネリやルーティンワークを打破できそうな人選を行ったベルリン・フィルの首席指揮者人事は
やはりたいしたものだと思います。

来年はアンドリス・ネルソンスが初登場。
新時代の指揮者としてすでに名前も確立しつつある彼ならどんな演奏をするのかは大いに興味があります。

ニューイヤーコンサートの動画はまだ全曲分のものはYouTubeに上がっていませんが、15分くらいのがあったのでご紹介しておきます。


ところで、2018年末には新4K8K衛星放送がスタートしました。残念ながらこのウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2019は4K以上での生放送はまだありませんでした。来年からは実現されるでしょうか。

もっとも私自身、まだ4Kチューナーを入手していませんが。ただ、早くも4Kチューナー内蔵テレビはハイセンスから43型で実売6万円程度、50型で7万円程度の安さで出ています。東芝映像ソリューションを傘下に収めているだけあり、REGZAエンジンを搭載し、画質も一般ユーザーレベルなら納得のレベル。それでも4K受信環境の普及はまだほとんど進んでいないそうで、世間はなかなかハイレゾオーディオもそうですが、一定以上の音質や画質にはあまり興味がないようです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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がふ☆がふ

Author:がふ☆がふ
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