FiiO Q1 MarkII

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新製品オーディオ機器紹介。11月3、4日に開催された、ポータブルオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭り2017」。今年も数多くの新製品が発表されました。有名どころは他のサイトやブログでも扱っているでしょうから、本サイトではなるべく被らないような機種を紹介しようと思います。

今回紹介するのは中国・FiiO(フィーオ)のUSB-DAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプ・Q1 MarkII。手頃な価格が得意なFiiOですが、本機も2万円以内を予定しているとのこと。しかし、内容はこの価格にして大充実。

DACに旭化成エレクトロニクスの「AK4452」を搭載。DSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまでのデータに対応。micro BのUSB入力を備え、Android端末やPC、iOS機器とのデジタル接続が可能。XMOSのUSBコントローラーを採用し、USBでのアシンクロナス伝送ができます。AppleのMFi認証を取得し、付属のLightning-micro BケーブルでiPhoneなどと直結して利用できるという多才ぶり。

これだけでも十分ですが、さらに、ヘッドホン出力は2.5mm 4極バランス端子と3.5mmアンバランスのステレオミニを各1系統装備。流行りのイヤホン、ヘッドホンのバランス接続がこの価格のポタアンで出来るのは異例。出力は200mW(BAL/32Ω)、75mW(PO/32Ω)。推奨ヘッドホンインピーダンスは16Ω~150Ω。

ハイインピーダンスヘッドホンに対応しないのが価格なりですが、ヘッドホンよりもイヤホンを鳴らすのに注力したのでしょう。ボリュームには新日本無線のデジタルボリューム(NJU72315)を採用し、ギャングエラーを排除。High/Lowのゲイン設定やBass boost機能も搭載。

外形寸法は59×99×12.5mm(幅×奥行×厚み)、重量は101.5g。内蔵バッテリーの容量は1,800mAhで、連続駆動時間はUSB入力利用時で約10時間、アナログ入力で約20時間。デジタル入力専用になりがちな最近の機器にあって、しっかりアナログ入力に対応するのも好感が持てます。

今や2万円台前半でバランス接続可能なDAPがいくつもあります。それだけに案外本機の価格面でのインパクトは薄いのかもしれません。ただ、Android端末やiOS機器を持っていれば、新規にDAPを買わずとも、本機の追加で屋外でのバランス接続環境が構築できるのは魅力。家ではUSB-DACとしても使えますし。もちろん、価格なりの音質面での限界はありましょうが、スペック的には入門機には十分以上。価格次第では個人的にも試してみたいほどです。国内発売が待ち遠しいですね。なお、FiiOの国内代理店がこれまでのオヤイデからエミライに変わったそうです。

ポータブルヘッドホンアンプ+FiiO

下が従来機のQ1。実売約1万円。大幅に内容は違い、デザインも違います。

FiiO ヘッドホンアンプ・DAC Q1 USB DAC+Portable headphone amp

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

カラヤン DG、DECCA録音全集(330CD+24DVD+2BD-Audio)

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ヘルベルト・フォン・カラヤン DG、DECCA録音全集(330CD+24DVD+2BD-Audio)
カラヤン生誕110年記念リリース『カラヤンDG&DECCA録音全集』356枚組
The Complete Recordings on DG & DECCA [330CD+24DVD+2Blu-ray Audio ]

クラシック輸入廉価ボックス情報。

ついに出ました。究極のクラシックボックスセットCDが。そこそこのクラシック愛好家ならとっくに出ていると思っていそうな、カラヤンがDG・ドイツ・グラモフォンとデッカに録音した録音の全集が。

廉価ボックスの愛好家なら知っての通り、これらの多くはレーベル別、時代別、オペラ別で売られていたものです。それぞれも80枚組などで大型ボックスばかりでした。

それらを330CDにひとまとめにし、さらに、DG系の映像作品24DVD、1960年代のベートーヴェン交響曲全集とワーグナーのリングのブルーレイ・オーディオ2枚のセットにしたなんと356枚組。

…クラシック輸入ボックス愛好家ならダブりがないのはあり得ないでしょう(強烈なアンチカラヤン派ならありそうですが)。個人的にはDVDがないくらいで、本セットを買う余地はありません…。まさかDVDのためには買いませんし…。

だからといってクラシック音楽初心者におすすめできる分量、価格ではありません…。

それでもこのボックスはかなり注目されておいるようで、HMVではかなり予約が入りそうな感じです。しかし、予約するような人の平均ダブり率はどれくらいなのでしょう。それも気になります。

ただ、単にダブり率で見てもダメかもしれません。というのも、年季の入った?熱心なクラシック愛好家なら、カラヤンのCDはCD初期の1980年代もの?を結構持っているはずです!

そして、ご存じのとおり、カラヤンの録音は1992年以降、「オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシング」(略称OIBP)というリマスタリングが順次施されていきます。このOIBP化の恩恵は大きく、リマスタリング違いで買い直すという、今日では当たり前になった現象の流れを作ったリマスタリングと言えます。

個人的にもOIBP化以前のカラヤンのデジタル録音、アナログ録音の1980年代盤を当時買っていて、OIBP盤に買い直したら、音質が良くなったと実感しています。もしかしたら、1980年代のCDの製盤技術が劣っていることによるピット・ジッターの影響もあるのかもしれません。

あと、初発売時には2枚組だったブルックナーの交響曲第8番の1988年盤。これが今や1枚組!82分くらいですが、これが今は1枚に収まるのも驚き。2枚で4000円以上もして、とても買えないと思っていたころが懐かしいです。

そんなわけで、この全集は、これまでのカラヤンのDG、デッカ関連のボックスを1つや2つ持っている程度なら、思い切って買ってもいいのかもしれません。そこまでするならEMI録音全集も買いましょう!

個人的にはCD音源のほうはあるので、じょじょに進んでいる、カラヤンのアナログ音源のハイレゾ音源の収集に入っています。これまたCDより音が良いと感じるので、やめられません。もうきりがないですね…。

HMV発売日:2017年11月10日 まとめ買い価格:99,900円
アマゾン発売日:2017年11月3日 記事執筆時価格:約87,000円

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

FiiO X3 Mark III


新製品オーディオ機器紹介。低価格ながら内容充実、もちろん高音質のDAPで愛好家に人気の(一般の知名度はソニーはおろかオンキヨー、パイオニアにも大きく及ばないのでしょうが)、中国・FiiO(フィーオ)からブランド中級クラスの新製品が登場。

FiiO X3 2nd generationの後継機となるX3 Mark IIIが本国価格: $199.99 / 1298元でこの7月からグローバル発売。日本でも国内正規代理店のオヤイデの取り扱いを待たずして、2017年9月現在、アマゾンにて約23,000円で購入できます。

X3 Mark III最大の特徴は2.5mm径によるバランスイヤホン接続に対応したことです。これまでのフィーオのDAPでも上位機から順にバランス接続に対応させてきましたが、ついにこのクラスにまで下りてきました。

国内、中国メーカー関係なく、この価格クラスでのバランスイヤホン接続対応DAPは少なく、この点だけでも大いに注目です。もっとも、国内メーカーのパイオニア・XDP-30Rが発売後の値下がりが激しく、一時、23000円程度にまでなっていましたから、実はこの価格ではもうバランス接続は楽しめるようになっているのでした。



X3 Mark IIIのサイズは59×114×12.8mm、重量126g、内蔵メモリは無く、microSDカードは1スロットのみで最大256GBに対応、DACにはバーブラウウンPCM5242を2基使用。3.7V/2350mAh のバッテリーを内蔵し10時間再生可能。

対応ファイルはFLAC/APE/ALAC/WAV/WMA/AAC/AIFF/MP3など。DSDも5.6MHzまでサポートします。ヘッドホン出力:は3.5mmアンバランスが 160mW @32Ω 、2.5mmバランスで 200mW @32Ω。Bluetooth送受信に対応しますがSBCコーデックのみです。USB-DAC機能にも対応。USBオーディオ出力には非対応です。

この価格では十分な内容。価格だけ見ればソニーのNW-A40シリーズと被りますが、あちらはバランス非対応。また、デジタルアンプなのでDACチップを搭載していません。

旧機種のX3 2ndとはずいぶん外見が違っていますが、それは実は本機がより下位のX1 2ndをベースにバランスイヤホン端子に対応させたような機種だからです。スクロールホイールをタッチホイールに変更しているのもX1 2nd同様。とはいってもX1 2ndそのままではなく、なかみには結構手が入っているようなので、アンバランスやライン出力がX1 2nd同等ということでもなさそうです。

ついに2万円程度でバランスイヤホン接続対応DAPが手に入るようになりました。DAP界は新たな付加価値を探さないと商売にならないかもしれません。

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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

KZ ZS6



新製品オーディオ機器紹介。最近進境著しい、中国系メーカーによる安価なイヤホン新機種をご紹介。

KZは出す機種、出す機種ハイコスパな高音質で、イヤホン愛好家に人気で、国内発売前に中国から取り寄せてまで買う人が多数いるまさに今乗っている人気メーカー(中国から買うと安いというのも多分にあるようですが)。

このメーカーのイヤホンとしてはすでに、3千円台ながら2BA+2DDのハイブリッド構成という豪華仕様のイヤホン・ZS5をご紹介しています。今回のZS6はZS5の上級機。ドライバー構成は同じで、筐体の素材を樹脂から金属に向上させたものです。他にもハイレゾ対応の広帯域になるなどハイスペック化しています。ケーブルは着脱可能でピンは2pin互換ですが、位相が逆らしいので、KZ純正のケーブル以外使わないのが無難です。

ZS5の話では触れていませんでしたが、この2機種、高級イヤホンの人気メーカー・アメリカのキャンプファイヤー・オーディオの一連の個性的なデザインを真似しているとの指摘があります。それでもキャンプファイヤー・オーディオ独特のカラーリングは真似してはいなかったのですが、今回のZS6ではカラーも真似してしまっています。わかる人にはわかると思います。

国内販売もアマゾンで開始されています。イヤホンマイク無しで約6300円です。イヤホンマイクありは約6500円。内容にしてはかなり安いことが関係あるのか、やや製品の完成度に問題があることもあるようで、不良品がある場合もあるようですが、アマゾンで買えばメーカー保証が普通に1年あるので安心です。

ドライバー構成:2ダイナミック&2バランスド・アーマチュア
インピーダンス:15Ω
音圧感度:105dB
応答周波数:7Hz-40000Hz
プラグ :2pin (0.75mm)
中華イヤホン+KZ

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

LUXMAN L-509X



新製品オーディオ機器紹介。ラックスマンは、同社プリメインアンプのフラッグシップモデル「L-509X」を9月下旬より発売すると発表しました。価格は78万円。

本サイトでも過去に取り上げていたL-509u(2006年・65万円・税別)の後継機です。もっとさかのぼると2002年発売のL-509fSEもある、ラックスマンのAB級プリメインアンプ最上位シリーズ・L-509シリーズの最新機です。

驚きました。もう10年以上出ていないので、オーディオ愛好家の間でももうL-509シリーズは出ないのではないかと言われてもいましたから。それに、最近の高級オーディオ製品全般のモデルチェンジごとの値上がりを見ると、もし、出ても高額化は避けられないともみられていました。

結果、意外ですが出ました。予想通りボリュームが従来の可変抵抗式から電子制御アッテネーター「LECUA」に変わりました。そのほか、L-509uとの違いも交えながらご紹介します。

定格出力は120W×2ch(8Ω)、240W×2ch(4Ω)と変わりありません。しかしながら、出力段はバイポーラ型パワートランジスターを片チャンネル当たり4パラレル・プッシュプル構成とL-509uの5パラから変更になっています。出力値やリニアさが変わらないならあまり関係ないでしょう。

独自の増幅帰還回路「ODNF」はバージョン2.2から最新の4.0に変わりました。プリアンプの出力段にはコントロールアンプ「C-900u」と同等のディスクリートバッファ回路を新搭載。

ボリュームには、88ステップの調整が可能な電子制御アッテネーター「LECUA1000」を新搭載。L-509uでは真鍮製のアルティメート・ボリュームという可変抵抗型を採用していました。それもアナログボリュームとしては優秀でしたが、さすがにこれはLECUAの品質に軍配が上がるでしょう。

電源部は、EI型600VAの高レギュレーション電源トランスと、LR独立総合80,000μFのブロックコンデンサーを組み合わせたハイイナーシャ電源。この基本構成は同様。L-509uでは580VAでしたから強化はされています。

入力信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成する、ビーライン・コンストラクションというのも新しい点。内部配線の最短化はよく謳われていますが、どうもこれは数学で言う「巡回セールスマン問題」の解法を応用した経路最短化ということのようです。

MM/MC対応のフォノイコライザーアンプ回路を内蔵。バス/トレブル式トーンコントロールと、LECUAの音声シフトを使用したLRバランス調節機能を備えます。。音量連動式のラウドネス機能も装備。プリ、パワーも分離使用可能。リモコンが付属になりました。これは大きな違いです。

入力端子はアナログライン(RCA)×4、Phono(MM/MC)×1、XLRバランス×2、録音入出力×1、セパレート入出力×1。スピーカー端子はA/Bの2系統。ヘッドホン出力×1も装備。

外形寸法は440×463×193mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は29.3kg。L-509uは467W×179H×428Dmm 、質量 27.5kgでした。

内容は確実に向上していそうですが、この価格のプリメインアンプとはどうなのでしょう。セパレートアンプが組めてしまいそうです。スペース的な面でプリメインにこだわる人とか向けでしょうか。本機の登場でこれまでプリメインアンプのフラッグシップだったA級のL-590AXⅡがどうなるのかも面白いところです。

プリメインアンプ+LUXMAN

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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がふ☆がふ

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